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いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
厚生労働省のデータによれば、2022年9月1日時点で100歳を超えた人は全国で9万526人(そのうち89%は女性)、52年連続で過去最多を更新中。
そこで、課題となるのが、「認知症」。
アルツハイマー協会が先月公開したジャーナル「アルツハイマーと認知症」に掲載されたメタ分析から、特定の性格特性と認知症のリスクとの間に関連性があることが明らかになったと。
研究者たちは、認知症の診断と性格の5大特性(協調性、解放性、外向性、誠実性、神経質傾向)を比較。また、ポジティブな感情(喜び、熱意、自信など)をより多く持つ人たちと、ネガティブな感情(怒り、緊張、恐怖など)をより多く持つ人たちの診断も比較。
ニューヨーク大学の医療研究施設ランゴーンヘルスで神経学の臨床助教授を務めるジョエル・サリナス医師は、神経質の度合いが高くネガティブな感情を持つ人たちは「長期的に認知症を発症するリスクが高かった」という結果を紹介。
しかし、この研究は性格と基礎疾患の証拠との間に直接的な因果関係を見つけることはできなかったと。
したがって、もしネガティブな感情を多く持っていたり、神経質であったりしても心配する必要はないとも。
一方、認知症リスクを減らすためにサリナス医師が推奨する行動は、
・定期的に運動する
・健康的な食事をする
・十分な睡眠をとる
・心と血管の健康を維持する
・社会的な支援システムを持つ
・精神的に刺激的な活動に参加する
・自転車などの活動中にヘルメットを着用する
ライフスタイルの改善が大切ですね。
12月24日に、認知症あんしん生活実践ケア研究会の第2期が開催されました。
自立支援介護学が基本とするケア「水分」「食事」「排便」「運動」が、さらに、注目される時代となるでしょうね。
結果として、対象とするご利用者様の認知症状の消失を達成し、多くの企業・法人様で、今月から、次のご利用者様の改善に挑戦しています。
この事実を、多くの皆様に知っていただきたいですね。
仏教の教えですが、「衣裏珠(えりじゅ)の譬え」という寓話をご存じですか。
「一人の男が友人の家で酔いつぶれ寝てしまう。男が眠っているあいだに友人は男の衣の裏地に何ものにも代えがたい宝を縫い付け、何も言わずに出ていく。目を覚ました男は何ごともなかったかのようにその家を出ると、真実の教えを求めて何年ものあいだ国々をさまよい歩く。何年か後に友人と再会したとき、男はぼろぼろになった衣に宝が隠されていたことを知る。」
介護業界の「衣裏珠(えりじゅ)の譬え」が「自立支援介護学」では。
2024年介護報酬改定「地域包括ケアシステムの深化・推進」では、認知症の方や単身高齢者、医療ニーズが高い中重度の高齢者を含め、質の高いケアマネジメントや必要なサービスが切れ目なく提供されるよう、地域の実情に応じた柔軟かつ効率的な取組を推進と。
「認知症の対応力向上」のためのスキルは、介護に求められる重要なスキルとなりますね。
この研究会は、「科学的介護AtoZ研究会」と名称変更し、
さらに、多くの企業・法人の皆様に、その学びの場をご提供したいと
考えています。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。お待ちしています。
それでは、コマーシャルです!!
「PHJ科学的介護サミット2024 in FUKUOKA」開催決定
本気で科学的介護を導入した6法人の事例を特別公開!
実際にPHJが支援をした6法人の方に登壇いただき、その成果を共有するサミットを開催します。
このイベントは、未だ科学的介護を導入することに迷いがある経営者の皆様に、新たな視点を提供し、持続可能な経営と社会貢献の実現への一歩となることでしょう。
ご興味のある方は、下記LPをご覧いただき、ご参加をご検討ください!