ブログ | ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社 | 社会福祉 介護事業 コンサル

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2023.08
  • ブログ2023.08.31

    みなさん、お元気ですか?

    本日の経営者としての、管理者としての、1日の仕事の「意図」はどのようなものでしょうか?

     

    ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社の谷本です。

     

     

    心理学用語で「スキーマ」と「ビリーフ」というとても似た感じの言葉があります。

     

    スキーマとは?

     

    スキーマは、心の「フレームワーク」または「テンプレート」と考えることができます。これは私たちが世界を理解し、情報を処理するための基礎的な構造です。たとえば、スキーマはレストランでどう振る舞うべきか、お金をどう管理するべきかなどについての基本的なガイドラインを提供します。

     

    比喩: 地図

    スキーマは、未知の土地を探機する際に役立つ「心の地図」です。この地図により、私たちは新しい情報や状況に遭遇したときにどう反応すべきかがわかる、というか、決めます。

     

    ビリーフとは?

     

    ビリーフ(信念)は、ある特定の事象や状況に対する個々の見解や評価です。これはスキーマよりも具体的で、一般的には特定の状況や人々に対する固定された考え方を形成します。

     

    比喩: コンパス

    ビリーフは「心のコンパス」であり、私たちがどの方向に進むべきか、何を価値として重視するかを決定します。軸は固定されたままで、どの方向にするかを決めるイメージですね。

     

    理論の出所

     

    「スキーマ」の概念は、認知心理学でよく探究され、「ビリーフ」はより哲学的または社会科学的な文脈あるいはNLP(神経言語プログラミング)心理学で議論されることが多いです。それぞれが人の行動や思考、意志決定に与える影響を理解する上で重要なツールです。

     

    科学的介護の経営判断における「スキーマ」及び「ビリーフ」の影響事例

     

    事例: 「古い方法は良い方法」のビリーフ

    社会福祉法人が「科学的介護」の導入を検討しています。しかし、経営陣の一部は「古い方法は良い方法」というビリーフに固執しています。この信念は、新しい科学的手法が必ずしも良いとは限らないというスキーマに基づいている可能性が高いです。

     

    比喩: 古い船と新しいナビゲーションシステム

     

    この状況は、古い船(経営陣)が新しいナビゲーションシステム(科学的介護)を導入するかどうかを決定しなければならない場面に似ています。しかし、船のキャプテン(ビリーフを持つ経営者)は古い海図(スキーマ)を信じており、新しいナビゲーションシステムの導入に消極적です。

     

    結果

    このようなビリーフとスキーマが経営陣に存在すると、法人は科学的介護の導入に消極的になり、その結果、介護サービスの質が向上しない可能性があります。

     

    さらに、時代遅れの方法に固執することで、競合他社に後れを取る危険性があります。

     

    以上のように、スキーマとビリーフは私たちの行動と意志決定に大きな影響を与える重要な要素です。

     

    特に、変革や新しい導入を検討している法人経営においては、これらの概念を理解し、適切に管理することが成功への鍵となるでしょう。

     

    介護現場においても、スキーマとビリーフは非常に重要な役割を果たします。特に、新しい「科学的介護」の手法や理論が導入される場合、職員個々のスキーマやビリーフがどのように影響を与えるかについて理解することが重要です。

     

     

    スキーマとビリーフが介護職員に与える影響

     

    スキーマ:「介護は作業」

    一部の職員は、「介護は基本的には作業であり、科学的なアプローチは必要ない」というスキーマを持っている場合があります。

     

    比喩:伝統的な農夫と高度な農業機械

    このスキーマは、伝統的な農夫(職員)が高度な農業機械(科学的介護)に対して持つ懐疑心に似ています。農夫は、自分の手で土を耕し、種をまく方が「本物の農業」だと信じています。

     

    ビリーフ:「高齢者は科学的な手法を受け入れられない」

    このようなビリーフを持つ職員は、新しい方法に対して消極的であり、変化を避ける傾向があります。

     

    比喩:古い楽器と新しい音楽

    ビリーフは、古い楽器・伝統的な楽器(高齢者)が、新しいジャンルの音楽(科学的介護)をでは使えない、受け入れられないと信じている音楽家(介護職員)に似ています。

     

    対策と解決策

     

    教育とトレーニング

    スキーマとビリーフは、教育とトレーニングによって変更することができます。新しい「科学的介護」の方法論や技術がどのように高齢者のケアに有益であるのかを示すケーススタディや研修を提供することが重要です。

     

    オープンなコミュニケーション

    職員が持つ可能性のあるスキーマやビリーフについてオープンな対話を持つことで、その影響を最小限に抑えることができます。

     

    スキーマとビリーフは介護現場において無視できない要素です。これらに対する理解と対策が、科学的介護の成功において非常に重要な役割を果たします。職員一人一人が新しい方法を受け入れ、それを効果的に活用できるようになれば、組織全体としても大きな進歩を遂げることができるでしょう。

     

    それでは、コマーシャルです!

     

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    携帯:080-3265-2286
    E-mail:h.horiuchi@ph-japan.jp

     

     

  • ブログ2023.08.30

    みなさん、お元気ですか?

    本日の経営者としての、管理者としての、1日の仕事の「意図」はどのようなものでしょうか?

     

    ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社の谷本です。

     

    介護の職業的地位が看護より低い、という言い方があります。

     

    これは、訪問介護と訪問看護の報酬単価の決定の際、から始まっているという都市伝説があります。

     

    看護の業界団体の激しい主張があったとか、なかったとか。

     

    それはさておき。

     

    以前、コロナ禍の頃、漫画家の倉田眞由美氏が、SNSでコロナ禍での病院勤務・業務の過酷さについて、国に対して、社会に対して、愚痴というか、不満というか、文句的な意見を投稿したある看護師さんに対して、「だったらやめればいいじゃん!」とコメントし、炎上したことがありました。

     

    これに対してさまざまな意見がありましたが、もしかすると、倉田眞由美さんは、医療のプロ。世の中的に看護師さんといえば「おー」と尊敬の念で見られるような職種の人間が、業務について不平不満・愚痴と文句を表明したことについて、尊敬の念の逆張りで「バカじゃないの、看護師のくせに」となったのではないか、と私は感じていました。

     

    なぜなら、同様のコメントがSNSで介護職から発信されたたら、世の中の反応はどうだったろうか?を思ったのです。

     

    世の中はスルーの可能性があります。

     

    なぜか?

     

    マスコミ通して日頃から、「介護は大変」「介護職の負担を軽減させなければ・・・」と

    いつの時でも「介護」は「質」の話題や「理論」の話題ではなく、プロセスへの配慮の言葉に満ち溢れているからです。

     

    先日もある施設、特養で、科学的介護の展開の中でご利用者の状況を日々、月次で見える化をするためのツールの選択の議論の時に、マネジメントクラスから「介護現場の負担を考えると・・・」という意見が出ました。

     

    もちろん効率化は大賛成ですし、無駄なことは省くべきですが、ご利用者の身体状況・精神状態ほかを細かく知ることが無駄なことになることになります。

     

    それを知らずして、介護現場の負担を最小にすることを優先する・・・・この仕事の目的は?

     

    自らが「介護」という仕事の社会的地位を低めていることに気づくべきではないのでしょうか?

     

    目的がおかしい仕事に、人が集まる、人気が出るわけがないのです。

     

    もし「介護の社会的地位」を高めたいのであれば「科学的介護」の舵を切る以外方法はないのです。

     

    そして、

    「介護」は、リーダーシップが優秀、マネジメントが適切で、コミュニケーションスキルの質が高くてはじめて、「科学的介護」の変換される、それを知るべきです。

     

     

    このメールマガジンが、多くの社会福祉法人において、科学的介護への道を開く助けとなることを願っています。

     

    それでは、コマーシャルです!

     

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  • ブログ2023.08.29

    いつもお世話になっております。

    PHJの堀内です。

    思わず笑っちゃいました。

    ビッグモーターの新社長が社内で配信した“8分48秒のビデオメッセージ”

    です。

    ビッグモーターのさまざまな問題の要因について

    「当社の常識が世の中の常識とあっていなかったことに尽きる」と述べ、

    「世の中の常識にかなう体制を整える」と。

    「いつか再びお客様に信頼される会社になれると信じています。」

     

    無理です!

    本質を分かっておられない。

     

    常識とは、一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力。

    常識の要素をさらに分類すると。知識、良識、見識となりますが、

    良識に該当する、倫理・道徳観に根差した人間性の再教育からスタートすべきです。

     

    「体制」の問題は、次です。

     

    経営陣、管理職に、

    「嘘は駄目。」

    「泥棒はいけない。」などの幼児レベルの道徳教育から始めるべきです。

    そう指摘されるべき「悪事」が慣習となっているのです。

     

    ガラッと話は変わります。

     

    8月27日に「第2期 認知症あんしん生活実践ケア研究会」の5回目を開催しました。

    その中で、特別講演として、石川県の特別養護老人ホーム福寿園の介護福祉士 板本 真様からお話しをいただきました。興味津々でした。

    テーマは「減薬における医療との連携」。

     

    「血圧が100を切っているのに、いつから服用しているかわからない降圧剤」

    「朝から眠気が強く食事が食べられないに、いつから服用しているかわからない睡眠剤」

    「水分量が低下して500mlしか取れていないのに、いつから服用しているかわからない利尿剤」

     

    私たち介護職に、薬の知識がないため、そのままの状況となっていた。

    誰もそれを、疑問に思わなかった。

     

    今は、ご入居された段階で、情報を共有し、その情報を医師に伝え、減薬が進んでいます。

     

    取組みの始めは、「皆、不安だった。」

    「何も取り組まないほうが、問題が少ない・・・」という諦めの声も。

     

    「かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン第2版」などを学ぶこと、知識を知ることが励みになりました。

     

    「抗認知症薬は有効性の評価において科学的根拠が不十分」

    「抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬は、常に減薬・中止が可能か検討する」

    「睡眠薬はまずは非薬物療法的介入を試みる」

    など。

     

    そして、嘱託医、看護師、薬剤師などとの他業種連携が最大のポイントですとも。

     

    もっと具体的な取組をご紹介したいのですがここまで。

    結論、減薬で、ご利用者様が元気になった。これが事実です。

    「古い常識」への挑戦の取組みのドラマです。

     

    「常識を覆す」という表現には何かをするにあたり、従来の常識にとらわれない手段をとる、常識から外れた画期的な物事をする、根本から変える、という意味で使われますが、

    科学的介護を推進するためには、「常識を覆す」という考えが必要ですね。

    「高齢者は?」

    「認知症のBPSD消失は、あり得ない。」

    「身体的再自立は、あり得ない。」

    という一般世間の古い常識、偏見との挑戦です。

     

    「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない。」

    これは、相対性理論で有名な物理学者アルベルト・アインシュタインが残した言葉です。

    そもそも常識とは18 歳までに身につけた偏見の集まり、つまりその”偏見”とは生きている時代と場所によって大きく違うということ。

     

    さて、介護業界の経営者の皆様!

    介護業界の古い常識、偏見に真っ向挑戦しませんか。

    ご利用者様の笑顔のために。

    それが、科学的介護の推進です。

     

    それでは、コマーシャルです!

     

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    ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社

    〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目8-3

    丸の内トラストタワー本館20階

    URL:https://ph-japan.jp

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  • ブログ2023.08.28

    いつもお世話になっております。

    PHJの堀内です。

     

     

    福島第一原発 処理水の海洋放出を、皆さんはどう思いますか?

    NHKが行った世論調査では、福島第一原発にたまる処理水の放出について、適切かどうか聞いたところ、「適切だ」が53%だったが、「適切ではない」が30%、「わからない、無回答」が17%で、国内の反対や懸念の声が消えたわけではないと。

     

    この是非について、論じるために、この話題を取り上げたわけではないのです。

     

    この報道の中で、地元の漁業関係者の取組みが紹介されていました。

    「震災から12年、死に物狂いで頑張ってきたが、処理水の放出によって、また風評被害が起きている。私たちには水産業を次の世代に引き継ぐ責任がある。」と。

     

    「処理水の放出には反対です。」

    「安全ですと叫んでいても、風評被害は起きている。」

    「ただ、安全と言っても、その真実を自分たちが知らないといけない。」

     

    そこで、専門家を独自に招いて、処理水が安全な科学的根拠を学ぶ勉強会を開催し、

    この科学的エビデンスをもとに、安全であることを消費者に説明して行くというのです。

     

    「この勉強会で学び、自分たちも、安全であることを再認識しました。」

     

    何も罪のない漁業関係者の皆様のご苦労に涙し、その取組みに、私は、感動しました。

    「東電が悪い」「国は約束違反」「反対」という立場でも、当たり前ではないでしょうか。

    「でも、私たちには水産業を次の世代に引き継ぐ責任がある。」との責任感からの取組みなのだろう

    と思います。

     

    私は、その漁業関係者の取組みを大称賛します!

     

    話は変わります。

    「科学的介護」の推進をアピールする中で、その本流である「自立支援介護」に対するご批判の声があります。

     

    「水を無理に飲ませる介護でしょう。そう聞いたよ。」

    (他の話を聞いただけ、でしょう。)

     

    「介護度を改善。そうしたら、収益が減るでしょう。」

    (本当に、介護業界の方?)

     

    「人手が不足していて、今は取り組めない。」

    (自立支援介護は、人手が必要?)

     

    「介護の世界に、科学って、私は嫌なの。」

    (それは、主観でしょう?)

     

    「風評被害」です。

     

    「風評被害」とは、

    風評加害者らとマスコミによって、拡散された科学的根拠に基づかないデマによって、経済的な被害を受けること。

     

    「認知症あんしん生活実践ケア研究会」では、認知症BPSDの消失というテーマで、その科学的根拠を

    学び、その実践を検証します。(PDCAサイクルの実践です。)

     

    また、最大の特徴は、介護倫理教育の徹底と、科学的介護を組織に定着させる上で根本となる科学的マネジメントの学びです。

     

    介護倫理教育の徹底と、科学的マネジメントの学びを前提としているのは、過去、自立支援介護に取り組んだが定着しなかったという企業・法人があまりにも多いという現実から、その反省から、PHJが独自に考案したものです。

     

    そして、最大の目的は、組織本位、職員本位の介護から、ご利用者様本位の介護の実現です。

     

    介護業界の経営者の皆様!

    介護業界を、次の世代に引き継ぐ責任があります。

    PHJは、そのお手伝いをさせていただきます。

    ご一緒に、真実の「科学的介護」を研究して行きませんか!

    「科学的介護」の未来を築いて行きませんか!

     

    それでは、コマーシャルです!

     

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  • ブログ2023.08.25

    みなさん、お元気ですか?

    本日の経営者としての1日の仕事の「意図」はどのようなものでしょうか?

     

    ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社の谷本です。

     

    当たり前の話ですが、「科学的介護」教育の導入は、介護業界の今後の発展において、あなたの経営する法人にとって、持続可能な経営のために重要なステップとなります。

     

    しかし、この変革の道のりは容易ではありません。なぜなら、多くの組織(特に社会福祉法人に顕著)において「組織内の規律の欠如」が、新しい経営方針の実行を阻む最大の障壁であるからです。

     

    1. 1.組織内「規律」の重要性

     組織の成功は、ビジョンを共有し、目標に対して一貫した取り組みが必要です。組織内に「規律」がなければ、経営方針が混乱し、変革の道は遠のくでしょう。

    経営方針が混乱する=実行すべき経営方針を決断できないことを指します。

     

    1. 2.科学的介護の導入

     科学的介護は、データに基づいた判断と要介護高齢者および認知症高齢者の身体及び精神の状態の改善を可能とする判断により行われる、介入する介護を意味します。そもそも、科学的介護手法により、質の高い介護を提供するための効果的な手法が見つかります。しかし、その導入には組織全体の一貫した努力と、共通の目標に対するコミットメントが必要です。

     

    1. 3.組織心理学の視点

    組織心理学の視点から、規律の形成は以下の要素から構築されます:

    • ・共通の価値観と目標の共有
    • ・明確なコミュニケーション
    • ・フィードバックと評価の体系
    • ・リーダーシップの役割と責任

     

    1. 4.規律を築くステップ

     1.ビジョンの共有: 組織の目標を明確にし、共有する。

    ・組織のパーパス=存在目的、一体あなたの経営する社会福祉法人はなんのために存在しているのか?経営者が食べていくため?職員が食べていくため?それだけ?そうならば世の中に必要なくないですか?

     

    1. 2.コミュニケーションの強化: オープンかつ透明なコミュニケーシ。ョンを促進し、理解と信頼を築く。

    ・組織に心理的安全性が確保され、学習する組織の風土に仕上げているか?

     

    3.リーダーシップの役割の強化: 経営者が規律の重要性を強調し、リーダーシップを発揮しているか?

     

    「科学的介護」への道は、今まで、あなたが経営してきた組織の風土からすると、挑戦的かもしれませんが、組織の規律を高めることで、それは実現可能です。共通の価値観と目標を共有し、効果的なコミュニケーションを促進することで、持続可能な経営と発展する組織を築くことができるのです。

     

    そんな中、この「規律」が組織内に機能していない社会福祉法人で、現場が「人手が足りない」「時間がない、忙しいのに科学的介護なんて現場の負担が増す」と言われ、立ち往生する経営者が全国に続出しています。

     

    この点について、科学的介護教育導入コンサルタントの立場からご助言を申し上げます。

     

    介護現場での人手不足や時間の制約は現実の問題でありますが、科学的介護教育の導入には以下のような長期的な利点があります。

     

    1. 1.効率的なケアの提供: 科学的介護はエビデンスに基づいており、最新のリサーチと実証された手法を用います。したがって、一度適切に訓練されれば、スタッフは最も効果的な介護を提供するための時間とリソースを節約できます。

     

    1. 2.スタッフのスキルアップ: 介護スタッフに科学的な知識と技術を教えることで、彼らの専門性が向上し、仕事の満足度も高まるかもしれません。これは長期的には人手不足の問題を緩和する助けとなるでしょう。

     

    1. 3.患者の健康と安全の改善: 科学的な方法に基づいた介護は、患者の健康と安全を向上させる可能性が高いです。その結果、再発や合併症のリスクが減少し(入院率が大幅に減少します)、全体的なケアの質が向上するでしょう。

     

    1. 4.リソースの効果的な使用: 科学的介護の方法は、しばしばリソースの最適な使用を促進します。つまり、不必要な手順や機器の使用を削減し、コスト効率を向上させることができます。

     

    抵抗する介護現場の職員に対しては、科学的介護教育の導入には初期投資が必要であること、短期的な課題が存在することは認めながらも、その初期の障壁を超えれば、組織全体での効率、効果、および患者ケアの質の向上が見込まれることを経営判断の優先事項として介護現場に丁寧に発信し、「申し訳ないねー。でもお願いしますね」と、前に進めましょう。

     

    「激励」、するのです!

     

    最後に、

    「科学的介護」導入の成功は実装の方法にも依存します。科学的介護教育の導入は段階的に行い、スタッフのフィードバックを絶えず取り入れ、変革を支援する文化を築くことが重要でしょう。

    このプロセスにおいて、PHJの経験豊富なコンサルタントが現場のニーズと課題を理解し、カスタマイズされた解決策を提供する役割を果たします。

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    「アウトカム評価」の介護時代到来と言っても過言ではない

    と確信しています。

    「科学的介護」の取組みには、

    「アウトカム」の成功体験を、現場が知ることです。

    その成功体験は、小さな一歩かもしれません。しかし、

    その一歩が、皆様の企業・法人の「科学的介護」推進の

    大きな一歩となることは、「認知症あんしん生活実践ケア研究会」

    の第1期生、2期生が実証済みです。

     

    2027年、きっと皆様は、2023年の小さな一歩を、大称賛

    することになるでしょう。

     

    2027年、「自立支援介護学」による認知症ケアの至宝で、
    BPSDゼロの

    特養・老健・認知症グループホーム・看護小規模多機能・
    小規模多機能・ショートステイ・有料老人ホームとなっているのです。

    2027年、皆様は、生き残っているのです。

    そして、「認知症のBPSD消失」の一歩が、科学的介護の本流である再自立、
    寝たきりから二足歩行を実現する介護スキルを組織の武器とすることができるのです。

     

    「アウトカムベースの評価フレーム」のご準備を、認知症BPSDの消失・緩和のケアスキルの学びからスタートしませんか!

     

    開催日時:2023年8月25日(金) 13時30分~15時30分

     

    下記LPをご高覧いただき、お申込みをお願いします。

     

    https://semican.net/event/posthuman/pjwaux.html

     

    ご参加は無料です。但し、経営者様限定とさせていただきます。