心根のいいヤツ! | ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社

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  • ブログ2024.01.15

    いつもお世話になっております。

    PHJの堀内です。

     

     

    能登半島地震で、お亡くなりになられた方々に、心からお悔やみ申し上げます。

    また、被災している方々に、心からお見舞い申し上げます。

     

     

    『心根のいいヤツをとる』。

    これは、

    100回目を迎えた箱根駅伝。青山学院大学が2年ぶり7度目の総合優勝を果たしましたが、その原監督の言葉です。

     

    「監督就任3年目のことでした。1年目、2年目と思うような成績を残せなかった私は、契約最終年の3年目、人間性を度外視してタイムが良いだけの選手をスカウトすることに決めました」

     

    「原君、あんな選手をとってはいけない。部がダメになるぞ」との助言もあったとか。

     

    その決断は最悪の結果に。

    そして、

    「表現力豊かで、勉強もしっかり取り組める心根のいい選手」という青学陸上競技部のスカウトの基準を確立できたとか。

     

    原監督は、「自分のことしか考えられない人のことを私は、心根の悪いヤツと表現します。
    それよりも、ほかの人と協調しながら行動できる心根のいいヤツをとるほうが、短期的な伸びは小さくても、長い目で見ると組織全体の力を伸ばすことにつながるのです」と。

     

    話は変わりますが、1月7日に、第3期認知症あんしん生活実践ケア研究会を開催し、その中で、1期生の体験を発表いただきました。

    岡山県の株式会社かむら堂の管理者林田さんです。

    対象としたご利用者様の認知症状消失状況、また、現在もお元気であるとの

    報告。

     

    そして、自立支援介護を組織全体で取り組んでいる状況を報告していただきました。

     

    ・共犯者を作る

    ・毎日続ける日の丸弁当

    ・最大限より最小限

     

    初めは、一人から始まり、一緒に行動する仲間を作り、毎日、コミュニケーションをとって、価値感を

    共有するなど、組織に定着させるまでのポイントをお話しいただきました。

     

    現在は、独自に、ルールブックを作成して、価値感を共有しているとか。

    このルールブックに示された価値感を、職員採用の時に確認するとも。

     

    そうです。

    「心根」の確認です。

     

    研究会後、林田さんから頂いたメールを紹介します。

    (林田さん、ごめんなさい。あまりにも感動しましたので紹介しちゃいました。)

     

    【肝心の社長のお言葉を最後にお伝えさせていただくのを忘れておりました…。

    緊張ばかりしていてはだめですね。

    今回の資料作りにあたり、社長の思いを再確認させていただきました。

    「何よりも、ご利用者様を元気にして地域で、在宅で、笑顔のある生活をしていただきたい。そのためには、良いと思ったことはとことん手を出してやってみる方がいい。結果が少しでも出るのであれば、取り入れていくのは当たり前。それが他社との差別化にもつながっていく。」

    と話されていました。】

     

    岡山県のかむら堂様は、「心根の良い」組織だと大感動です!

     

    「トップは万卒のため死ぬ心根を持て」

    経営の神様松下幸之助氏の名言です。

     

    さて、皆様の組織の「心根」は、いかがでしょうか?