正直言って、今さら! | ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社

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  • ブログ2023.12.04

    いつもお世話になっております。

    PHJの堀内です。

     

     

    国会の話題に注目!

    一つ目。

    「参院議院運営委員会理事会は、本会議場などでの発言をその場で記録する手書きの速記者を廃止することを決めた。

    かつては本会議場などには速記者がいたが、新型コロナウイルスの感染拡大への対応で2020年4月から取りやめ。近年は手書きの速記ができる人材が減っていた。

    理事会は24年の通常国会から速記録の配布方法のペーパーレス化も決定。

    衆院は手書きの速記を続ける。」と。

     

    「正直言って、今さら。」

    「衆院はどうする?」

    「それもコロナで、人材不足で。どれだけ、国会は、時代遅れ。」

     

    二つ目。

    「国会でのスマートフォンの使用解禁に向け、1歩前進」とか。

    河野デジタル相が、国会の答弁でスマートフォンを使い注意を受け、

    そのことを発端に、5党1会派の議員が会合。 会合では、国会の答弁などでスマートフォンを使うことを認めるなどの国会改革に向け、新たな委員会を設置することで合意したと。

    自民党・小泉進次郎衆院議員は、「政治の側が世の中にDX、デジタル化を求めているにもかかわらず、全然国会は進んでいない現状に風穴を開けていきたい。」と。

     

    「正直言って、今さら。」

    「小泉さんが、英雄のようになっているのですが、国会議員の先生たち、だから今の日本何ですよ。目を覚ましなさい。」

     

    本当に、改革できない国会の姿は、今の日本を象徴していますね。

     

    この改革できない原因は、「慣習」。

    「慣習」とは、社会の集団により、伝えられて引き継がれてきた「ならわし」や「しきたり」のこと。

    「慣習」の特徴はもう一つ、「意図的に受け継ぐ」ということ。

    ちなみに、「ならわし」も「しきたり」もほぼ同じ意味で、目に見えないルールや決まり事、行動様式のような意味合いがありますね。

     

    では、何故、日本は、この「慣習」を改革できないのか。

    その要因は、「村社会」という既成概念にあると思います。

    「村社会」とは、同類が集まって序列をつくり、頂点に立つ者の指示や判断に従って行動したり、利益の分配を図ったりするような閉鎖的な組織・社会を村にたとえた言葉。

    村社会には、しきたりが設定され、それを破ったものには、村八分などの制裁が科せられる。

    そこから派生して、同じような悪習を持つ閉鎖的な組織や社会も「村社会」と呼ばれますね。

    「島国根性」「日本人気質」とも。

     

    さて、介護業界の皆様!

    介護の「ならわし」や「しきたり」は、「お世話型介護」でしょうか。

    「介護に、科学的とは馴染まない。」とおっしゃる方々!

     

    「正直言って、今さら。」

    「どれだけ、時代遅れ。」

    「国会の時代遅れを、笑っている場合ではないです。」

    そして、何より、その介護の「慣習」で、犠牲になっているのが、

    ご利用者様ということを知るべきです。

     

    「科学的介護」の導入を進めようとのお考えがありましたら、

    PHJにご相談ください。

    「科学的介護」を推進する上で、まず取り組むことは、

    閉鎖的な組織改革、そして、「倫理」教育からスタートすることを、

    推奨しています。

    PHJが提唱する「PHJ-リーダーシップ・マネジメント・コミュニケーション・倫理教育メソッド【PHJ-LMCEメソッド】」には、「悪しき慣習を改革する」手法が用意されています。

    PHJがお手伝いさせていただきます。お気軽にご連絡ください。