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いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
「人材確保」。
これは、あらゆる業界での課題ですね。
先日、国会中継を見ていましたら、NHKの「クローズアップ現代」
「安いニッポンから海外出稼ぎへ」の話題を取り上げていました。
記録的な円安や長年上昇しない賃金の問題を背景に、日本を出て海外で働いてお金を稼ぐ「海外出稼ぎ」をする若者が増えていると。
主に30歳以下を対象としたワーキングホリデー制度を利用して、海外で働いてお金を稼ぐことを選ぶ若者たちが増加。
特に、渡航人数の制限もなく、ワーキングホリデーの渡航先として人気の高いオーストラリア。
その最低賃金(時給)は、日本円で約2000円とおよそ2倍以上とか。
「クローズアップ現代」で、紹介されていたオーストラリアの介護現場で働く方、日本では、脳神経外科で看護師として働いていたと。
「日本では平均月収25万円ほどの介護職。しかし給与明細を見せてもらうと…月収は多いときで80万円。」
「かつて日本で勤めていた病院では、残業が当たり前の日々でした。将来を考える余裕は全くなかった。」
「しかし、今は残業をせずに稼ぐことができ、将来の選択の幅を広げるため、医療専門の英語を勉強しています。」
今後、この「海外出稼ぎ」は、益々増加となるのでしょうか?
一方、少々、話は変わりますが、
老施協が、初めて行った人材紹介手数料に関する調査結果が発表されていました。
「想像以上に手数料が高い。」
介護福祉士を常勤採用したのは430施設、計920人で、1人当たり平均手数料は89万円。
昨年度に施設が介護職採用で人材紹介会社に払った合計手数料は14億3600万円。
人材紹介会社で採用した介護職の昨年度の退職者は985人おり、そのうち57%は採用半年以内の退職だったとか。
退職理由は、健康上の不安、職場の人間関係が多いが、無断欠勤、音信不通、人材紹介会社がより好条件の施設を紹介するケースもあったと。
さて、戦国武将・武田信玄の名言、「人は石垣、人は城、人は堀」。
この言葉にはいくつかの解釈がありますが「人は、石垣や城と同じくらい、戦の勝敗を決するのに大切だ」という意味ですね。
「企業は人なり」という言葉に通じるものがあります。
戦国の世、他の武将が堅牢(けんろう)な城を築いている中、武田信玄は本拠地に大きな城を持たなかった。立派な城を築くよりも、強い武士を育て、戦う集団を作ることの方が大切だと考えたからと。
今、目先のことだけを考えるのではなく、「人財の育成」に力を入れた組織が生き残るのではないでしょうか。
PHJが提唱する、「PHJ-リーダーシップ・マネジメント・コミュニケーション・倫理教育メソッド【PHJ-LMCEメソッド】」は、「人財育成」のプログラムです。
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