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みなさん、お元気ですか?
経営者としての、施設長としての、管理者としての、本日1日のあなたの仕事の「意図」はどのようなものでしょうか?
ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社(PHJ)の谷本です。
2023年10月23日(月)朝刊一面に日本経済新聞が掲載した記事が、「介護業界から人材が流出している」という内容のものでした。
厚生労働省の分析によると2022年は離職した人が新たに働き始めた人を上回り、就労者が前年より1.6%減ったとこのと。
飲食・小売りや製造業などで賃上げが広がり、より良い待遇を求めて転職する人が増えたらしいのです。
介護を必要とする高齢者は増えており、処遇の改善による介護士の確保が急務になるとしました。
実は、今後多くの業界で、人材不足が通常モードとなるのが日本の現実です。
そのため、この悩みは未来永劫継続することになります。
いわば、「当たり前」の話というわけです。
人材の溢れていた頃のことを、我々は「人材バブル期」と表現することになるでしょう。
ですから、特養など介護現場で「人が足りないのに科学的介護なんて・・・」という声が上がったら、経営者は上手に伝えましょう。
「足りないというより、今が通常モードですよ〜!」。
ちなみに、「科学的介護」をユニットケアの特養で行う場合の通常モードは日中1ユニット10人に対して一人の介護職で普通に実施します。
どうやるか?やっている特養は「それが普通ですよ」とおっしゃいます。
人生も、仕事も、「何が普通」「何が通常か」は、99%思い込みの世界です。
業界別では正社員の不足について、帝国データバンクの調べ〜
「人手不足に対する企業の動向調査(2023年1月)」
では、
①旅館・ホテル
②情報サービス
③メンテナンス・警備
④建設
⑤人材派遣・紹介
⑥自動車・同部品小売
⑦金融
⑧運輸・物流
⑨飲食店
⑩医療・福祉・保健衛生
の順番で人手不足感が強いとのこと。
これからは、これらの業種のうち、おそらく
①旅館・ホテル
③メンテナンス・警備
④建設
⑧運輸・物流
⑨飲食店
との人材の取り合いになるでしょう。
今の政府のムードでは賃金で革命的な待遇にしない限り、他業種に賃金面で
遠く引き離される可能性もあります。
しかし、革命的・・・は日本人が最も苦手科目。
待遇面を超えた、介護という業種のブランディングが必要となります。
その鍵が「科学的介護」です。
そろそろ学びを始めませんか?
では、また!