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みなさん、お元気ですか?
本日の経営者としての、管理者としての、1日の仕事の「意図」はどのようなものでしょうか?
ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社の谷本です。
BlockbusterとNetflix: スキーマとビリーフの失敗の教訓
背景
かつてビデオレンタルの王者であったBlockbusterは、Netflixという新たな挑戦者によってその王座を奪われました。この事例は、スキーマとビリーフが企業経営に与える影響の良い例です。
スキーマ:「顧客は店舗でビデオを借りたい」
Blockbusterの経営陣は、顧客が物理的な店舗でビデオを借りることを好む、というスキーマに縛られていました。
比喩:古い図書館
Blockbusterは、情報や娯楽を得るには「図書館に行く」必要があると信じていた人々に似ています。
ビリーフ:「オンラインレンタルはマージンが低い」
さらに、オンラインビデオレンタルは利益が低いというビリーフが経営陣にありました。
比喩:安全な港
Blockbusterは、古いビジネスモデルにしがみつく「安全な港」に停泊し、新たな目的地に航海をする計画も立てていない、動こうとしない船のようです。
結果:企業の崩壊
このスキーマとビリーフのために、BlockbusterはNetflixのような新しいビジネスモデルに適応できず、最終的には破産してしまいました。
この事例から学べるのは、スキーマとビリーフが時には企業を失敗に導く可能性があるということです。
市場の変化や新しいテクノロジーに適応できないスキーマとビリーフは、企業にとって致命的な打撃を与える可能性があります。
このような過ちを犯さないためにも、社会福祉法人・医療法人・介護企業はスキーマとビリーフを常に評価し、必要な場合は更新する必要があります。特に、新しいアプローチやテクノロジーが登場したときには、それらをどのように受け入れるかを真剣に考慮する必要があります。
社会福祉法人の進化:自立支援介護こそ未来、滞留は危機
新しい時代は、特別養護老人ホームにも変化を求めています。それに適応できない施設は、Blockbusterのように破綻の危機に瀕していきます。
以下、今日の福祉業界で広く行われている4つの介護スタイルについて考察し、その中でどの選択肢が持続可能なのかを明らかにします。
①不適切介護:過去の遺物
比喩:流れに逆らうサーモン これはもはや選択肢ではありません。これに固執する施設は、遡上しようとして力尽きるサーモンのように、絶滅の危機に瀕します。
②お世話型介護:安全だが未来がない
比喩:ガソリン 多くの人々が慣れ親しんできたガソリン車ですが、CO2削減の地球環境負荷を低減しようとするSDGsの時代には適応できません。まだまだ多くのガソリン車は巷を走ってはいますがすでに時代遅れです。
③自律支援型介護:近道ではない
メタファー:ハイブリッドカー エコな選択肢のように見えますが、経済的に持続可能かどうかは疑問です。最初はうまくいくかもしれませんが、長期的には不安定です。なぜなら時代はEV車に舵を切っています。
④自立支援介護=科学的介護:未来と持続性
メタファー:EV 新しい世代が求めるのは効率と持続性です。ノーガソリンです。例えば科学的介護に例えるならば、認知機能とBPSDを改善しながら、廃用症候群も予防だけでなくそこから回復させることを可能にします。(ちなみに紙おむつを削減することはCO2削減に直結することをご存知ですか?)
結論:覚醒、そして行動へ
理事長、施設長の皆様、現在の選択が施設の未来を決めます。BlockbusterがNetflixに負けたように、時代遅れの手法に固執することは法人の破綻・解散を招きます。
今こそ、科学的介護への切り替えが必要です。それが唯一の持続可能な選択肢であり、未来の高齢者社会を支える唯一の方法です。
選択は経営者である、あなた次第です。今すぐ行動を始めましょう。
このブログが一人でも多くの理事長、施設長の「覚醒」に繋がれば幸いです。お読みいただきありがとうございます。
フォームの始まり
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