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いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
思わず失笑してしまいました。
日本たばこ産業株式会社(JT)のCMです。
「社外の人には、上司の名前は呼び捨てでいいよ、と教えたんだけど。」
「中村、9番にお電話です。」
「大きく育つよ。きっと。」
思わず失笑の実話編
その1
ある業界の管理職の方とお話ししてた際に、
「新入社員がね。私の後ろに、立っているんだよね。ずーと。」
「どうしたのと聞いたら。」
「先輩の背中を見ていました。」
「確かに、先輩の背中を見て、仕事を覚えてと、お酒の席でアドバスしたんだけど。」
解釈の違いですかね。
でも、真面目な若者です。大きく育てましょう。
その2
「やばい」という言葉。
「やばい」とは、あぶない。不都合な状況が予想されるさま。
でも、1980年代頃から、「やばい」は若者言葉で「格好悪い」の意味としても用いられるように。
そして、1990年代からは「凄い」「最高」の意味でも使われるようになり、現代では、肯定・否定を問わず用いられるだけでなく、意味なく発する言葉として「やばい」が用いられるようになったとも。
言葉の解釈の変化ですか。昭和のおじさんの私には、ついて行けません。
その3
ある法人の職員様とのお話しです。(本当に実話ですよ。)
「自立支援介護を推進しているのですね。」
「おむつゼロが目標ですか。」
「そうです。達成しています。」
「紙おむつ0です。」
「素晴らしいですね。」
「布おむつにしましたから。」
「・・・・・・・・」
これ、思わず失笑してしまいましたが、笑ってられない解釈違いです。
そもそも、自立支援介護は何のためですか。
ご利用者様の改善ですね。目的と目標と手段が分かっておられない。
この解釈違いですが、介護業界で、解釈がバラバラなのが、
「自立」という言葉の定義です。
介護保険法の再確認です。
第2条
介護保険は、被保険者の要介護状態又は要支援状態に関し、必要な保険給付を行うものとする。
前項の保険給付は、要介護状態又は要支援状態の軽減又は悪化の防止に資するよう行われるとともに、医療との連携に十分配慮して行われなければならない。
(中略)
第一項の保険給付の内容及び水準は、被保険者が要介護状態となった場合においても、可能な限り、その居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように配慮されなければならない。
介護保険法でいう「自立」は、介護度の改善、身体的再自立以外の解釈は、存在しません。
なぜ、そこから目を逸らすために、「自立」の解釈を捻じ曲げようとされるのでしょうか。
その4
ある介護業界の経営者様とのお話しです。
「人手不足が緊迫してるんです。私は、自立支援介護を進めたいのですが・・・。」
「職員から、その研修の時間に、事故が起きたら、責任を取っていただけますか。と
言われて、それぐらい大変なんです。」
「大変ですね。・・・・」
現場のご意見ですが、経営者に対する脅しでしょうか。
そもそも論ですが、科学的介護の推進に、人手は必要でしょうか。
介護保険法の目的はなんでしょうか。人手不足だから、目的を果たさなくて良いのでしょうか。
ちなみに、科学的介護の本流である自立支援介護が適切に運用されている企業・法人様で、人手不足を悩んでおられるケースが無いないのですが、皆様は、この現実をどう思われますか。
それでは、コマーシャルです!
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