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いつもお世話になっております。
PHJの谷本です。
新たな取り組みを導入する際、一部のスタッフや管理職から抵抗があると感じたことはありませんか?
科学的介護への移行がまさにそのような場面で、経営者として重要なリーダーシップを発揮しなければならない瞬間です。
組織心理学の視点からすると、変化への抵抗は人間の自然な反応です。
安定した環境に居続けることは、ストレスを軽減し、リスクを回避する一方で、成長と進化を阻害します。
科学的介護への移行は、それ自体が組織にとっての成長の機会であり、これにより組織のパフォーマンスとサービスの質が大きく向上します。
しかし、これを実現するためには、経営者がリーダーシップを発揮し、組織のビジョンを明確に伝え、全員が目指すべき目標を設定することが求められます。
このリーダーシップは、「七放五落十二達」の考え方を取り入れることで、組織内の既得権益者や抵抗勢力との闘いを勝ち抜くための鍵となります。この中国の古典的な戦略学の教えは、多くの困難や障害を経験しながらも目標を追求することの重要性を説いています。
「七放五落十二達」という言葉は、中国の戦略家・孫武が著した兵法書「孫子」に出てくる教えから引用されたもので、その解説は次のようになります。
「七放五落十二達」は直訳すると、「七つの解放、五つの挫折、十二の到達」を意味します。それぞれのフレーズは、戦略的な目標達成に向けての過程を象徴しています。
「七放」は、適切なタイミングで過去の考え方や行動を放棄し、新しい視点を受け入れる重要性を示しています。
これは自己の発展や組織の進化のためには、古い方法や既存のルールから解放されることが必要であるという教えです。
次に「五落」は、進行中の挑戦や困難に遭遇した際には、一時的な失敗や挫折を経験することもあるという事実を受け入れることを示しています。
これは、失敗から学び、それを次の成功につなげることが重要であるというメッセージです。
そして「十二達」は、困難を乗り越えて最終的に目標を達成することを意味します。
これは目標達成のためには、挑戦を続ける持続力と根気が必要であるという教えです。
したがって、「七放五落十二達」の全体的なメッセージは、成功への道のりは困難で長いものであると同時に、新たな視点を受け入れ、失敗から学び、目標に向かって持続的に努力することにより、最終的には成功を手に入れることができるというものです。
「七放五落十二達」というフレーズにおける数字「七」「五」「十二」は具体的な数を指すものではなく、中国の古代文化において象徴的な意味を持つ数字で、数えるべき具体的なアイテムやステップを示すものではありません。
古代中国の思想において、これらの数字は特定の意味を象徴していました。
「七」は完全性や満足を象徴し、「五」は均衡や調和を意味し、「十二」は完全性や一巡する周期を象徴しています。
したがって、これらの数字はその象徴的な意味により、変化と進化、バランスと調和、そして完成と達成を強調する役割を果たしています。
言い換えれば、「七放」は自己改革と進化のプロセスを、「五落」は困難と挑戦の必要性を、「十二達」は最終的な達成と成功を象徴しています。
全体的なメッセージは、適応と変化、挑戦と失敗を経て、最終的な成功を達成するという過程を表していると言えます。
ではまた!
それでは、コマーシャルです!
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