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いつもお世話になっております。
PHJの谷本です。
あなたが経営する介護事業は、本当にお客様にとって最善のサービスを提供していますか?
もしその答えに迷いがあるなら、一緒に新たな可能性を見つけていきましょう。
今日は、かつてセブン-イレブンジャパンの代表としてビジネス界に革命をもたらした鈴木敏文氏のエピソードを通じて、現状維持が生き残りへの障害であるという視点を学びます。
約20年以上前、鈴木敏文氏がセブンーイレブンジャパンの総帥だった頃のエピソードです。
「おい、こら、お前、このカレーパン、おいしくもなんともないじゃないか、ばか野郎!」
鈴木氏は、パンのバイヤーを呼びつけてこう怒鳴ったのです。
そのカレーパンは、おなじみの調理済みのパンが袋に入った商品で、確かにカリカリとした触感には乏しかったが、それでも、売れ行き自体は好調だったんです。
パンのバイヤーから、現状はとてもよく売れていると弁明を受けた鈴木氏は、さらに激怒したといいます。
「おいしくもなんともないパンがよく売れている、だと。カレーパン、即刻、廃棄せい。おいしくもなんともないものが売れるなんて、お前はセブン-イレブンを一人でつぶす気か!」
売れ行きよりも、自分の舌を重視したのです。
売れている商品を容赦なく評価し、その場で廃棄を命じた鈴木氏。
好調な売り上げに目を向けるのではなく、自分が口にしたカレーパンの品質に注目したのです。
「おいしくもなんともないものが売れるなんて、お前はセブン-イレブンを一人でつぶす気か」と彼が言った言葉は、経営者としての厳しい自問自答と、常に自社のサービスを見直す勇気を示していますよね。
経営者の皆さんは、自身が経営する特養に入居したいと思いますか?
ご自身の大切な人を入居させたいと思えますか?
「お世話型介護・安静介護」のままで本当にいいと思っていますか?
自分の視覚・聴覚・身体感覚を駆使して振り返ってみたら、自身の経営する特養は
どのように視え、どんな声が聞こえ、どんな感覚を受けますか?
鈴木氏の「現状維持は死を意味する」という考え方は、我々が介護事業を運営する
うえでも重要な教訓です。
サービスが求められ、収益が上がっているからといって、そのままで良いと安心してしまうと、それは経営の死を意味します。
お世話型介護・安静介護・障害者福祉の理念や概念と混同した「自立支援は自律支援であるべき」という考え方の介護には、Z世代は振り向きません。この現実を直視しましょう。
20〜30年後はいなくなる50代以上の人間の反論に耳を貸している場合ではないのです。20〜30年後に50〜60歳代になる人間にフォーカスしなければ、法人は尊属不可能です。
介護の世界においても、必要とされるサービスは時と共に変化します。それは、お客様の具体的なニーズや社会の価値観、医療技術の進歩によって引き起こされるものです。私たちは常にこれらの変化に対応し、最良のサービスを提供し続ける必要があります。
そして、そのために必要なのが、当然に「科学的介護」の導入です。
LIFE関連加算を算定していること=科学的介護、ではありません。それは単なる
介護データ提供ボランティアをしているだけです。
まともなフィードバックは5〜6年返ってきません。それをしたならば「科学的検証」
になりません。
廃用症候群からの回復を実現する介護=科学的介護
認知症BPSDを消失させる介護=科学的介護
です。
介護に科学的なアプローチを採用することで、お客様一人ひとりに最適なサービス
を提供することが可能となります。
また、科学的なデータに基づく介護は、職員の働き方や管理の方法にも革新をもた
らし、組織全体の生産性を向上させることができます。
だからこそ、経営者は途中・途中の失敗(に見える出来事)を恐れず、「科学的介護」に立ち向かう覚悟が必要です。
船が大海原を進むように、経営者は風向きを読み、波の大きさを測り、適切な舵取りをする必要があります。
その途中で起こる波風は、航海の一部であり、それに対処する能力が経営者の真
価を問うのです。
我々PHJは皆、あなたがその航海を成功させるための強力なパートナーでありたいと願っています。
そして、あなたが選んだ道がいかに困難であろうとも、その旅路を共に進むことを
誓います。一緒に、次なる「介護の未来」を築いていきましょう。
ではまた!
それでは、コマーシャルです!
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