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いつもお世話になっております。
PHJの谷本です。
今日は、科学的介護の目指すところについて、経営者の皆様が介護現場の介護職にお話をされているだろうと予想することを、再確認でお話ししたいと思います。
科学的介護とは何か、それは一体どのような目的を持つのか、また、私たち介護職がどうあるべきか、についての考察です。
科学的介護の目的は、要介護高齢者を身体的に自立に戻し、自己実現目標を達成させることにあります。
それは単に日常生活の手続きを助けるだけではなく、それぞれの方が持つ個々の目標や願望、好きなものや楽しみたいことに対する配慮を心がけるということを意味します。
科学的介護の実践において最も重要なのは、コミュニケーションです。
一見忙しくて手が足りないと感じる日々の中でも、私たちは常に利用者との対話を大切にしなければなりません。
そこから、再び実現したいことや、飲みたいもの、食べたいもの、楽しみたいことを引き出し、上手にご本人に自己実現目標を設定させることが求められています。
そのためには、身体的なケアだけでなく、心理的なケアも必要となります。
基本的なケアとしては、水分ケア、腸内環境改善ケア、介護職による歩行ケア、排泄自立支援ケアがあります。
しかし、これらのケアを提供する上で、高齢者の尊厳を守り、エンパワーメントを実現することが何よりも重要です。
エンパワーメントとは、自己の能力や価値を認識し、自分で自分の人生をコントロールする能力のことです。
私たち介護職の使命は、高齢者が自己実現目標を設定し、達成する過程で、自身の価値を見つめ直し、自分の人生を再び自分でコントロールすることができるように、サポートすることです。
介護職の皆さんは経営者のリーダーシップの下、介護倫理の観点から、高齢者の尊厳を守ることを誓っているはずです。
また、コミュニケーションのプロとしての自覚を持ち、日々の業務に真摯に取り組むことで、高齢者をエンパワーメントする役割を果たす重要性を理解しているはずです。
それがプロの介護職の誇りであり、矜持のはずです。
科学的介護は、身体的ケアだけでなく、心のケアも含む全人的ケアです。
介護とは、一人ひとりの高齢者が豊かな人生を再び歩むことができるよう、最善を尽くしてサポートし続ける営みです。
今日も明日も、プロの矜持を持って、頑張りましょう!
ではまた!
それでは、コマーシャルです!
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