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いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
世界経済フォーラム(WEF)は、世界各国の男女平等度を示す「ジェンダーギャップ指数」の2023年版を発表。日本は総合ランキングで146カ国中125位と、前年からも順位を落とし、先進国では最下位だったとのこと。
議員や閣僚級ポストに占める女性の比率が依然として低く、政治分野は138位(前年は139位)。労働参加率や賃金の男女格差などを反映し、経済分野も123位(同121位)にとどまった。前年は他20カ国と並んで首位だった教育分野でも、女性の高等教育の就学率の低下が響き、47位にランクを落とした。日本は韓国(105位)や中国(107位)を下回り、東アジア太平洋地域19カ国中でも最下位だったそうです。
この結果を、皆さんどう思いますか?
ジェンダーギャップ指数は、SDGsとも大きな関わりがあります。ジェンダー平等はSDGsの目標のひとつにも定められており、日本としても、本格的に改革しなければ、世界の中で、「井の中の蛙、大海を知らず」となってしまいますね。
さて、「経済財政運営と改革の基本方針 2023」でも強調されている「リスキリング」。
リスキリングとは、「技術革新やビジネスモデルの変化に対応するために、新しい知識やスキルを学ぶこと」。
岸田首相が掲げる「新しい資本主義」実現には、人への投資、すなわちリスキリングが重要であるとの考えを示しており、個人のリスキリング支援に5年で1兆円を投じるとのことから、国内におけるリスキリングはさらに活発化すると考えられますし、企業も、従業員のリスキリングを支援することが求められるでしょう。
私、思うんですが、
第4次産業革命と言われる現在、「新しい知識やスキルを学ぶこと」は大事なことですよ。
でも、日本人には、もっと必要な「学び直し」があるのでは?
最近のニュースを見ていると、児童虐待、いじめ、不適切ケア、不適切保育、虐待、また、悲惨な犯罪など、「人間」としてどうなのと思うニュースばかりです。
今、最も求められているのは、モラル、道徳の「学び直し」では。
「モラル・レボリューション(倫理革命)」という言葉をご存じですか?
元エアビーアンドビー法律顧問兼最高倫理責任者のロバート・チェスナット氏は、
「業績を高めれば優秀なリーダーとされる時代は終焉を迎えている。あらゆるステークホルダーに対して誠実さが求められる「倫理革命」の時代。(中略)形ばかりの倫理規定や通報システムによって従業員の当事者意識が失われ、間違った言動がスキャンダルを引き起こすリスクが顕在する。」と、そして、真に倫理的な組織をつくるためにリーダーが守るべき6つの行動指針があると提示しています。
PHJが提唱する「科学的介護」の導入においても、介護スキルのリスキリングは必要ですが、その学びだけでは不十分です。
科学的介護に挫折した多くの皆様は、お解りですね。
「科学的介護」のケアスキルは、手段です。
「何のため」との介護倫理が教育されていないと手段と目的が逆転してしまうのです。
「ご利用者の幸せのため」という介護倫理が従業員に定着していないと駄目なのです。
その意味において、科学的介護の時代には、
介護業界に、「モラル・レボリューション(倫理革命)」を起こす必要があります。
また、「倫理的リーダーシップ」が介護業界の経営者様に求められているのです。
PHJは、福祉業界の「モラル・レボリューション(倫理革命)」のご提案をさせていただいています。
ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
それでは、コマーシャルです!
下記LPをご高覧いただき、入会を是非、ご検討ください。
・第3期 認知症あんしん生活実践ケア研究会
https://81j03.hp.peraichi.com/FRCFC
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