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いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
お笑いコンビ。略称は「タカトシ」の突っ込み「欧米か!」が流行になったことがありましたが、
ほんのひと昔前の日本の企業では、終身雇用が当たり前でした。
それを維持できない状況となり。働き方は徐々に変革され、国内の終身雇用制度は崩壊。
それから、あらゆる欧米化が日本では、促進されてきたように思います。
「人事考課」とは、会社が従業員の業務成績や能力・業務への取り組みに対する意欲を評価する仕組みのこと。これも終身雇用が維持できなくなった企業が欧米の制度を取り入れた結果。
2019年4月1日から順次施行されている「働き方改革関連法」、いわゆる「働き方改革」。
今後の物流業界に大きな影響を与えるとする「2024年問題」。
働き方改革関連法に伴うものです。
働き方改革とは、「働く人々がそれぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会」を実現するための改革のことで、「一億総活躍社会」に向けた取り組みということですが、これも、欧米化の一つと
言えるのではないでしょうか。
そして、思うのです。
システムは欧米化したけれど、文化、思想までは、欧米化できないまま、「形」だけになっている。
「ものまね」状態。これが、現在の日本の大きな問題であると思うのです。
近年、日本企業の不祥事が相次いでいますが、
何故か!
答えは簡単です。「内部告発」で暴露されているだけのこと。
この「内部告発」ですが、
日本では2022年6月、内部告発者の保護を強化した「改正公益通報者保護法」が施行されましたが、
アメリカの内部告発に関する制度と比べ、大きく劣っています。
ホイッスルブロワー。日本ではあまり聞きなれない言葉ですが、英語圏では内部告発者のことをこのように呼びます。警笛(ホイッスル)を吹く人(ブロワー)という意味。
日本ではともすれば「密告者」「裏切り者」の語感のある内部告発者ですが、英語では「勇気のある者」を連想させる言葉が使われています。
言葉上での配慮だけではありません。アメリカではこのホイッスルブロワーになれば、一獲千金を狙える大きなチャンスが用意されています。
ちなみに、2017年6月に経営破綻したエアバッグ大手のタカタ。欠陥商品で多数の死者を出し、全米規模のリコール問題になった一大スキャンダル。その発覚や解明には、元従業員3人による運輸委員会への通報や、司法省や連邦捜査局(FBI)への捜査協力が大きな役割を果たした。タカタのケースでは、アメリカ政府が同社に課した罰金のうち170万ドル(当時の為替相場で約1億9000万円)が、元従業員3人への報奨金にあてられました。
「欧米か!」の是非を論ずるものではありません。
福祉業界の経営者の皆様。
「虐待」が暴露されているその背景も「内部告発」によるものが多いですね。
その告発した方のことを、「ホイッスルブロワー」、「勇気のある者」と称賛できますか?
そんな組織風土になっていますか?
形だけでは、ダメな時代になっていることを自覚する必要がありますね。
さて、いよいよPHJが福祉業界の虐待殲滅に動き出します!
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お楽しみに!