テレビ朝日系木曜ドラマ「トラベルナース」が高視聴率!! | ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社

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  • ブログ2022.11.16

    いつもお世話になっております。

    PHJの谷本です。

     

    テレビ朝日系木曜ドラマ「トラベルナース」が熱いです!

    医療・介護に関わる看護師さんだけではなく介護職やその他医療職の皆さんでご覧になっている方も多いかもしれません。

    「天乃総合メディカルセンター」を舞台に、トラベルナースである主役は、岡田将生、スーパーナースが中井貴一、病棟ナースとドクター、事務方等の中で繰り広げられるストーリーが面白すぎるだけでなく

    感銘を受けます。

    大ヒットした医療ものドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』を手掛けた脚本家・中園ミホの新作オリジナル『ザ・トラベルナース』は、“医療版”『相棒』ともいわれているようです。

    日本では馴染みのない、オペ室で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる「ナースプラクティショナー」というスペシャルな看護師に着目したことが目新しさを感じさせます。

    ドラマの公式サイトには「医者ではない、最強の2人」というコピーが掲載されていますが、なぜ最強かというと、ある程度の医療行為もできるうえ、看護師として患者の心情に寄り添えるという、理想を実現しているということのようです。

    アメリカ仕込みで、ナースプラクティショナーの仕事にプライドを持っている若い看護師・那須田歩(岡田将生)は、働きはじめた天乃総合メディカルセンターで、ベテラン看護師・九鬼静(中井貴一)と出会います。九鬼(中井貴一)はとても優秀で、しかも働き者ですが、「働き方改革なんてクソくらえです」と時代の流れに反して、手間ひまを惜しまず献身的に患者に向きあい、結果的にスーパードクターを差し置いて病気を治してしまうことから、「スーパーナース」と呼ばれています。逆に、なにかとアメリカと日本の意識の違いを比較して文句を言い、同僚に煙たがられる那須田(岡田将生)は、彼と違ってプライドを振りかざすことなく穏やかながら、やることはきっちりやる九鬼に苛立ちながらも影響されていくという物語。

     

    ストーリーを貫くものが実は、患者視点の「倫理」なんですよね。

    「観るとスカッとする」という視聴者の声が多数を占めているようですが、それもそのはず、まさに医療経営視点の「倫理もどき」VS「患者視点の倫理感」の勧善懲悪的なシナリオになっているわけです。

    現場は忙しい、利益だけを考えたらそんなもの・・・・それを超越したところのテーマがストーリーとなり脚本家が提示し、ドラマとなり高視聴率とは・・・・、医療はもとより介護現場の現実の「倫理観」は、どのレベルなのか?ということを考えさせられる人もいるかもしれません。

     

    さらにドラマの随所随所にセリフを通して引用されるのが「・・・・かのフローレンス・ナイチンゲールは、・・・」というナイチンゲールの言葉です。

     

    「ナイチンゲール言葉集」(薄井担子 編)現代社の中から、谷本が大好きな言葉をご紹介しますね。

     

    “すべての病気は、その経過のどの時期をとっても、程度の差こそあれ、その性質は回復過程であって、必ずしも苦痛を伴うものではないのである“

     

    “病気や疾病とは、健康を阻害してきた色々な条件から来る結果や影響を取り除こうとする自然の【働きの】過程である癒やそうとしているのは自然であり、私たちは自然の働きを助けなければならないのである”

     

    “健康とは何か?健康とは良い状態を指すだけではなく、我々が持てる力を充分に活用できている状態をさす”

     

    “健康とは何か?健康とは単に元気であることだけではなく、自分が使うべく持っているどの力をも充分に使い得る状態である”

     

    “看護のような仕事においては、忙しくてもう頭も手もいっぱいといったときに、もし神と隣人とに対する真剣な目標を心の中に持っていないとなれば、たとえうわべは隣人に尽くしているように見えてもー決して彼らのためにも神のためにも尽くしてはいず、もっぱら自分のためだけで終わっているといった事態が、いともたやすく起こり得るのです”

     

    神と隣人に対する真剣な目標=自立支援・重度化防止、廃用症候群からの回復、認知症BPSDの消失・・・・と読ませようと、時代は・介護保険制度の改革は、意図しているのかもしれません。

     

    ナイチンゲールの箴言は、「科学的介護」「自立支援介護」に真剣に取り組んでいるすべての介護業界の経営者や施設長なら、心に染み渡る栄養となるのではないでしょうか?

    もちろん、介護保険法上の施設や事業所で従事する、天使である看護師の皆さんにも。

     

    年明けから、看護師をはじめ医療職の皆さんが、どのような「介護倫理」を学ぶべきか?自立支援介護現場を11年間視てきたPHJが、パンドラの箱を開けます。

     

    ではまた。

     

     

     

     

     

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