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いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
先日、あるサイトの投稿を、読ませていただきました。
自立支援介護に否定的なご意見です。(抜粋)
「私は虐待だと思っています。個別アセスメントをせずに食事以外で1500mlも強制的に水分を摂取させる。過剰な水分摂取は低ナトリウム欠症、心不全を引き起こす可能性があります。水分摂取で認知症が治るなんて有り得ない。麻痺・拘縮のある方を数人がかりで歩行器で引きずって歩行させる。日中のオムツゼロも有り得ないと思います。
この理論を実践されている施設の職員さんは気の毒だと思います。その施設しか知らないとそういうものだと思ってしまう人もいるでしょうし、おかしいと思っても言い出せないでしょう。」
「個別アセスメントをせずに食事以外で1500mlも強制的に水分を摂取させる。」
(個別アセスメントをせずに、強制的に、ありえません。)
「水分摂取で認知症が治るなんて有り得ない。」
(認知症の症状を消失させるです。治るということではないです。)
「日中のオムツゼロも有り得ないと思います。」
(オムツゼロを実現している介護事業者を、私は、知っています。
あり得ないと決めつける前に、お勉強してね。)
と、反論したいところですが、この方は、このような施設でお仕事していることが、
気の毒です。
でも、過去、自立支援介護を導入しようと考えたが、定着しなかったという声が多いのも
事実です。
そして、その企業・法人に、定着しなかった共通事項があります。
「手段が目的」になってしまったことと、
「水分摂取を、ノルマとして職員さんに押し付けた。」
「看護など専門職とのコミュニケーションが出来ていなかった。」
などですが、もっと、根本的なところに課題があります。
・経営者のリーダーシップ(関与)がなかった。
・自立支援介護の導入の際、職員に介護倫理のリスキリングをし、根本的教育を実施していなかった。
・企業・法人の「組織マネジメント」に課題があり、その解決をしないまま自立支援介護の導入をして
しまった。
ことなどです。
逆に、自立支援介護の導入を成功させた企業・法人は、これらが出来ています。
PHJは、この事実を検証し、その上で、解決策をご支援させていただいています。
科学的介護時代の到来は認識している。その鍵が、自立支援介護であることも理解して
いる。でも導入には、時間がかかるという経営者の皆様。時間をかけても解決しません。
決断です。
自立支援介護の真実を知ってください。
それが、「自立支援介護学」の理論に基づく認知症ケアです。
そして、その理論を実践できる介護事業者を、国民が待っています。
「自立支援介護」の真実について、知っていただくために、
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