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いつもお世話になっております。
PHJの谷本です。
みなさんは、「ファーストペンギン」という言葉を聞いたことがあると思います。
「ファーストペンギン」とは元来、臆病なペンギンの中で、多くの敵が潜む海に飛び込み、仲間たちを先導する「勇気ある一羽目のペンギン」を指しますね。
今、地上波テレビ2022年10月5日より日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で「ファーストペンギン」というドラマが放送されています。
坪内知佳さん原作の『ファーストペンギン シングルマザーと漁師たちが挑んだ船団丸の奇跡』という本、事実をもとに作られたドラマです。主演は地上波ドラマ初主演の奈緒さん。
以下、ドラマ「ファーストペンギン」の公式WebSite&ウィキペディアからの引用です。
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始まりは2009年12月。本作のヒロインのモデルとなった坪内知佳は、当時23歳。2歳の息子を育てるシングルマザーだった。
大学中退後、山口県萩市に移り住み、翻訳の仕事や旅館の仲居業を務めながら、何とか生計を立てていた。
そんなある日、1人の漁師との出会いを機に、「あんたにこの浜を立て直してもらいたい」と1万円を渡され、浜の立て直しを懇願される。
全く知見のなかった“漁業の世界”に飛び込むことに!「アジとサバの違いも分からない」素人が飛び込んだ“漁業”の世界!しかし、素人ゆえの大胆な発想で「既成概念」を打ち崩していく。
坪内が発案したのは、漁師たちが獲った魚を、市場を通さず、直接料理店などに販売するシステム。
これは、生産者自らが「生産・加工・販売」を一貫して行う「漁業6次産業化」として、国に認定される。やがて彼女は、60人もの漁師たちを束ねて「萩大島船団丸」を設立し、代表に就任。
朝採れした水産物を箱詰めして、都会の消費地へ直送する鮮魚ボックス事業をスタートするも、当初はなかなかうまくいかず…。
販路拡大のため、全国各地の飲食店を渡り歩き、連日飛び込み営業に奔走する坪内。
一方、「魚を獲ること」しかしてこなかった漁師たちは、慣れない出荷作業や事務仕事に悪戦苦闘。ストレスから、「こんなこと、やってられるか!」と坪内と取っ組み合いの喧嘩になることも…!
こうして、数々のトラブルやぶつかり合いを乗り越えながら、2014年、株式会社として法人化。
坪内と漁師たちの奮闘記は、「news zero」や「news every.」をはじめとする数多くのメディアでも取り上げられ、大きな話題となっている。
この話の冒頭は、新しい漁師のビジネスアイディアを目の前にしても、漁業組合という業界団体に庇護されてきた漁師たちが、既成概念を打ち破るのにびびっているだらしない昭和のおじさんとして描かれています。
今まで通りでは、地域の漁業の未来はないのにも関わらず、「今が大丈夫だから・・・」と未来の地域・業態への責任から背を背ける男たちの姿です。
そこに、女優、奈緒さんの気合が入る!鬼気迫る、怒鳴り声!
経営者の皆さんは孤独です。介護の未来、日本の高齢者の尊厳を護ることについて、気合を入れてくれる師匠はおられますか?そんな存在がいない場合、孤独です。
しかし、「孤独」を「孤高」に変換し、新しい扉を開くリーダーになる方法はいくらでもあります。
PHJは社会福祉法人の理事長にこうお伝えしています。
「この地域で、科学的介護の“ファーストペンギン”になりましょう!サムライになりましょう!」と。
米国コーチング界の巨匠アンソニーロビンスの愛弟子である卓越したコーチ、ピーター・セージによれば、「自然界にも人生にも確実なことは何もない」そうです。
正確にいうと「自然界には、安定や確実性が保障されているところなどどこにもない」ということです。
なので、「みんなと同じにしていれば生き残れる古き良き日本」は既に消滅しました。
懐かしいですね、護送船団方式、福祉でいうと「措置時代」。
今は国にも力がなく、日本人は「感情の劣化」が著しいといわれています。
だからこそ、自ら立ち上がり、自ら決断し、リスクを取りにいく必要があります。
ピーター・セージはこうも言っています。
「歴史は常にリスク(=不安定感)を取る人の味方をする」
成功へのたった一つの答えは「不安定感」に対処する能力を持つこと〜
あなたの経営する法人は、職員・社員にどのような能力を身につけてもらいたいですか?
そして、あなたは経営者として、どのような教育投資をお考えですか?
目先の「損得勘定」のみでは、あなたの城は守れないかもしれません。
金を残すは3流、事業を残すは2流、人を残すは1流(野村元監督の名言)です。
本日も、ありがとうございました。
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