「師」「士」「司」の違いは? | ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社

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  • ブログ2023.09.05

    いつもお世話になっております。

    PHJの堀内です。

     

     

    野村農林水産大臣の「汚染水」発言。

    「処理水」と発言すべきところを、「汚染水」と言い間違えた。

    「汚染水」と発言したことについて、「全然記憶になかった」と。

     

    皆さんは、この発言をどう思いますか?

    改めて緊張感を持って水産事業者らへの支援に「万全を尽くしたい」

    とのことですが、

    「全然記憶になかった」という方には、無理です。

     

    突然ですが、クイズです。

     

    「美容〇」

    「調理〇」

    「看護〇」

    この「〇」は、「師」「士」「司」のどちらでしょうか?

    使い間違えはないでしょうか。

     

    ちなみに、国家資格である「調理師」は、業務独占資格ではなく名称独占資格であるため、調理師免許を保有せずに調理を担当する者を、「調理師」と表記することができず、その代わりに、「調理士」と表記する慣習があるようです。

     

    また、「看護師」という資格は、もともと男性を「看護士」、女性を「看護婦」と呼んでいたが、2001年に「保健婦助産婦看護婦法」の一部が改正され「保健師助産師看護師法」という名称に変わったことにより、2002年3月より男女共に「看護師」と統一されることになったとのこと。

     

    「救急救命士」について、DC ショック ( 心臓の蘇生術における除細動器による除細動 ) や静脈ラインを確保する (点滴)技術を持つ。

    看護士が看護師になったのだから「救急救命師」と表記するべきではとの議論も。

     

    「師」は、「なにかの集団に属する人間を教え、望ましい方向に導く者」。

    医師・看護師・調理師、美容師など特定の技術や才能に秀でた専門家に使われ、

    また、漁師、猟師との使用も。

     

    「士」は、元々は、一人前の成人男性という意味で使われ、それがのちに「すぐれた男」から、広く「他者より秀でた能力でなんらかの業務を遂行しうる者」の意味で使われるように。

     

    「司」は、元々「役所」を指していた「司」が、転じて「役目を受け持つ者」の意味を持つようになったそうです。児童福祉司、身体障害者福祉司、保護司など。

     

    「師」「士」「司」の連携が最も求められるのが、福祉業界ではないでしょうか。

     

    8月29日付けのメールマガジンでご紹介した、「第2期 認知症あんしん生活実践ケア研究会」の5回目の、特別講演「減薬における医療との連携」。

    石川県の特別養護老人ホーム福寿園の介護福祉士 板本 真様のお話しで、

    強調されていたのが、嘱託医、看護師、薬剤師などとの他業種連携

     

    取組みの始めは、「皆、不安だった。」

    「何も取り組まないほうが、問題が少ない・・・。」

    との声。

    その最大の要因は、各「」からの反対意見だったとのこと。

    その反対意見に対して、回答する知識が介護職になかったとも。

    そこで、使用したのが、「医師への相談表」、多職種のご意見を、記載していただくように。

    口頭の発言ではなく、エビデンスを残すように工夫されたとのこと。

    「ちなみに、多職種からのご意見が記載されたことは、一度もなかったです。」(笑い)

    「今、減薬に対する多職種のご協力が素晴らしいです。そのご協力で、自立支援介護が

    推進されています。」と。

     

    「科学的介護」の推進で、大切なことは、

    介護職のスキル向上。各「」と意見交換が可能な知識。

    そして、多職種が同じ目的で推進するための組織の「マネジメント」。

    多職種が、「ご利用者様の改善」という大目的に対して、「倫理観」を共有できるか。

     

    板本様のお話しから、「科学的介護」を組織に定着させることは、簡単なことではないことを

    再確認しました。

     

    ですので、今からご準備が必要なのです。

    「科学的介護」の時代が到来しているのです。

     

    PHJが推進する「認知症あんしん生活実践ケア研究会」には、

    「科学的介護」を推進するために必要な

    「介護職のスキル向上」

    「科学的マネジメント」

    「介護倫理」

    の学びが包含されています。

     

    それでは、コマーシャルです!

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