「科学的介護の教育: 高齢者福祉の武器となる、生き残りを勝ち取るための 必須投資」 | ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社

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  • ブログ2023.06.15

    いつもお世話になっております。

    PHJの谷本です。

     

     

    皆さん、こんにちは。今日は、ウクライナ危機におけるロシア軍の窮状を元に、現在の高齢者福祉の社会福祉法人、医療法人、介護事業者、介護上場企業における「科学的介護」の重要性について言及します。

    これは、経営者の皆さんに経営リスクや教育投資の必要性を理解していただくためのメッセージです。

    ウクライナ危機に関する最近の報道では、ロシアの戦車不足や兵器の生産能力の低下が問題となっています。TBSテレビの特集から引用してご紹介しましょう。

    ⇨朝日新聞 駒木明義 論説委員 「(ロシアの兵器製造)能力がかなり衰えているのは確かなようです。戦車にしても月に1台しか生産できないとか…。半導体が手に入らないから、そういう状況に陥ってる…」

    ⇨英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)日本特別代表 秋元千明氏 「イギリス国防省の発表を聞いても、動員して人を集めてもそこに十分に行き渡らせるだけの武器が無いと。自動小銃にしても古い錆びついたようなものを渡すしかなくなりつつある。動員だけしても戦争はできない。武器が無ければ…。ミサイルの生産能力もかなり落ちていて、私が聞いたところでは巡航ミサイル『Kh‐101』ってやつは月産29発。船から発射する『カリブル』っていう巡航ミサイル、これが月に15発しか生産できない。実際にロシアが発射したミサイルの部品を拾って見てみると登録ナンバーがあっていつ作ったやつかわかるんですが、基本的に直近に作ったやつをすぐに使ってる。大規模な兵器に関してはかなり生産能力が落ちている」

    ▷「アメリカ軍は、コンパクトレーションが充実しているから強い」 ロシアが動員をかけられない、兵士を増やせない理由として、兵器の不足以外にアレストビッチ氏は意外な点を指摘した。 元ウクライナ大統領府長官顧問 アレストビッチ氏 「ロシアの中国への要請の中に“30万人分の食料(軍用食料キット)”という項目があった。これは兵士のための食料すらないということ。兵士のための食料はスーパーでは買えない。軍人専用のものが必要だ。ロシアは2024年2月までに大規模な作戦を行う能力を失うと思う」

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    このように、ロシアは総動員をかけても武器が不足しているために兵士を増やせない状況にあります。このような事態を回避するためには、戦場に送る武器と食料が不可欠だということです。

    同様に、高齢者福祉の現場でも、要介護度軽減や認知症BPSD消失などを実現するためには、科学的介護のスキルが必要不可欠です。そして、人材を、それも適切な人材を雇用しようとしたら確実に雇用できるブランディングが必要不可欠です。介護のブランディングの方法は「科学的介護」だけです。

    科学的介護は、自立支援・重度化防止、要介護度軽減、認知症BPSD消失などの効果をもたらす方法論です。しかしながら、これらの効果を実現するためには、組織内の職員が科学的介護に関する知識とスキル=武器、を十分に身につけていることが不可欠です。

    教育投資は、科学的介護を組織内に浸透させるための重要な手段です。教育投資を惜しむことなく、職員の教育とトレーニングに充てることは、経営リスクを回避し、組織の生存と成長を保証するために不可欠です。

    昨日のメルマガで紹介したイソップ童話「金のガチョウ」の物語が教えるように、短期的な利益に執着することなく、将来の成功に向けて投資することが重要です。科学的介護の教育に投資しない選択は、現在のロシア軍の窮状と同様の結果に、あなたの法人を陥らせることになるかもしれません。戦いを継続し、組織の生存を確保するためには、「武器」が必要なのです。科学的介護は「不可欠な武器」です。

    経営者の皆さん、科学的介護の重要性を再認識し、教育投資に積極的に取り組む決断をしてください。これにより、組織は最高品質のケアを提供し、競争力を維持・向上させることができるでしょう。

    繰り返しになりますが、高齢者福祉の現場において、科学的介護は生き残りを勝ち取るための不可欠な武器です。今こそ、その重要性を理解し、積極的な投資を行いましょう。

    ※参考記事: 「追い詰められるロシア 総動員しないのは戦場に送る武器と食料がないから…TBSテレビ【報道1930】」

    ではまた!

     

    Coming Soon!

     

    それでは、コマーシャルです!

     

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