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いつもお世話になっております。
PHJの谷本です。
社会福祉法人やその他の介護事業者、さらには介護の上場企業において、科学的介護の重要性はますます高まっています。ここで、「金のガチョウ」というイソップ童話の物語を通しながら、「科学的介護の教育投資を怠る」ことのリスクをお伝えいたします。
「金のガチョウ」という物語は、農夫が金を産むガチョウを手に入れ、毎日の利益を得ていたという話です。しかし、欲望に駆られた農夫は、ガチョウの中に金が詰まっているのではないかと考え、ガチョウを殺そうとしました。しかし、実際にはガチョウの中には金は何も詰まっていなかったのです。結果として、農夫は貴重なガチョウと確かな利益を失ってしまいました。
この童話の教訓は、無駄な欲望や短期的な利益に執着しすぎることが、大切なものを失う結果を招くというものです。
「お世話型介護」「安静介護」「不適切ケア」の状態にどんなにお尻を叩いても、その奥底にあるものは「空っぽ」なサービス品質に他なりません。
永遠に「金を産み続ける」ためには、社会福祉法人・医療法人・介護事業者、介護の上場企業においても、「科学的介護=自立支援・重度化防止ケア」の重要性を“まず経営者から理解”し、その上で組織内の職員に、その知識とスキル、それに加え要介護高齢者視点の介護倫理観を、完全に身につけさせることは欠かせません。
「科学的介護」の本物を知る法人・施設とは、要介護高齢者の要介護度を軽減し、寝たきりを二足歩行に戻す、認知症のBPSDを消失させるなどの効果をもたらすことができる法人・施設です。
しかし、このような効果を実現するためには、組織内の職員が「科学的介護」に関する知識やスキルに加え要介護高齢者視点の介護倫理観を完全にマスターしていることが不可欠です。
もちろん医療職もです。
教育投資は、この科学的介護の完全マスターに欠かせない要素です。教育投資を惜しんだり、先送りすることは、組織の滅亡へとつながるリスクを秘めています。職員が適切な教育とトレーニングを受け、科学的介護の手法を習得することで、利用者への最高品質のケアを提供し、それこそが「介護職絶望的慢性的不足時代」においての競争力を維持・向上させることができるのです。
経営者の皆様、科学的介護の重要性を再認識し、教育投資を惜しまず、組織内の職員が科学的介護を完全にマスターするための取り組みを推進しましょう。
これにより、組織はより優れたケアを提供し、業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立することができるでしょう。
最後に、「金のガチョウ」の教訓を忘れずに、短期的な利益に囚われることなく、科学的介護への投資を通じて長期的な成功を築いていきましょう。
ではまた!
Coming Soon!
それでは、コマーシャルです!
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