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いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
先週、注目したニュースが「国連」の話題です。
国連のグテレス事務総長は、国連総会一般討論で、「世界は変わったのに、われわれの組織は変わっていない」と述べ、国連改革には様々な利害関係が絡み合い、容易ではないと認めながらも、実現しなければ国家間の分断がさらに広がるとして「改革するか決裂するかだ」と警告。
また、安全保障理事会で、ゼレンスキー大統領は、「ロシアの拒否権行使で安保理が機能不全に陥っている」と、国連改革の必要性を。
「もはや人類は、国家の境界を守ることに関して国連に期待できない」「侵略者の手に握られている“拒否権”こそが、国連を行き詰まりに追い込んだ」と。
こんな場面もあったとか。
冒頭で、ゼレンスキー大統領が演説を行うことに、ロシアの国連大使が激しく反発。
「安全保障理事会のメンバーが発言する前に、ゼレンスキー大統領に議場を与えることを、どのような根拠で提案するのか?」 これに対し、 議長は、 「ロシアが戦争をやめれば、ゼレンスキー氏が発言することはない」 と。
その通りです!
長引くロシアによるウクライナ侵攻。解決の糸口が見えないものかと、願っています。
さて、「世界は変わったのに、われわれの組織は変わっていない」。
これは、国連だけでなく、組織を改革することは、容易ではないことを象徴した言葉ですね。
組織改革は、組織の生き残りをかけた事業戦略です。 組織を取り巻く外部環境が目まぐるしく変化していく中、成長できるのは、変化に適応した組織だけです。変化を嫌い、従来のやり方に固執した組織は、衰退の道を辿ることになるでしょう。
では、組織改革には、何が大切か。
例えば、社会心理学者であるクルト・レヴィン氏の「3段階のプロセス」。
【ステップ1】
解凍
今の組織体制や社風を「変えなければいけない」と意識づける段階。組織改革の必要性を浸透させる。
【ステップ2】
変革
組織改革に向け、準備を始める段階。業務フローの見直しなどを行い、変革を起こし始める。
【ステップ3】
再凍結
変革した内容を定着させる段階。ステップ2の変革を習慣化させる。
また、ハーバード・ビジネススクール名誉教授のジョン・P・コッター氏が提唱する「8段階のプロセス」。
リーダーシップ論・企業変革の研究者でもあるコッター氏は、「組織改革には、優れたリーダーが必要」と。
「8段階のプロセス」は、
組織改革を成功に導くには、適切な手順があるのです。
PHJは、科学的介護の推進には、「科学的マネジメント」の重要性を提唱しています。
科学的介護の推進は、介護業界における外部環境の大きな変化であり、生き残りをかけた事業戦略とPHJは考えています。組織改革から取り組まなければ、定着・成功はないと警告しています。
「PHJ科学的介護-LMCEメソッド」コンサルティング
「科学的介護 A to Z 研究会」
このコンサルティングで、組織改革が実現します。
近々、無料説明会を開催します。
お楽しみに!