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いつもお世話になっております。
PHJの谷本です。
風邪と認知症の共通項を、みなさんはご存知でしょうか?
「認知症」とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりしたためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態のことを指しますが、 認知症は病名ではなく、まだ病名が決まっていない“症候群”とされています。
つまり医学的には、まだ診断が決められず、原因もはっきりしていない状態のことを表しています。医療においては薬物治療の効能含め有効な手立てを有していない、難題の「症候群」です。
これに似ているのが、「風邪」です。
「風邪」も「風邪症候群」とされていて、喉の痛み、鼻汁、発熱などの同じ症状が見られますが、実際はその原因がはっきり判断しきれていない状態です。
よって治療は、症状を軽くする対症療法が中心で、その原因を取り除く根治療法を行っていくには、より詳細な検査が必要とされます。
話を戻しますと、認知症においても医療ではその原因を取り除く根治療法が存在していない状況であることはご存知のとおりです。
精神医療の世界では、例えば統合失調症に関して、薬の処方は行われますが、前提として薬で治る精神疾患はないという認識は共有化されているのではないでしょうか?(Ex. 統合失調症、うつ病、神経症(ノイローゼ), 発達障害・・・)
そして、精神疾患は、精神療法を含むケアで治ることも一般に認識されていると思います。
認知症の場合、「ケアで治る」という言い方をすると日本では嫌われやすいです。「治る」という言葉を医師以外の立場のものが使うことは許されておらず、景品表示法に引っ掛かり、最悪は行政指導を受けます。
あるいは、自由と「罪の文化」の米国ですら、「薬」と「銃」が関わることは、既得権益を守ろうとする動きが主流になります。
なので「症状は消失したんだよね・・・・」という不思議な言い方を、世の中的には・・・・しなければなりません。でも事実は事実。ご家族とご本人に穏やかな日常が戻れば、とにかく、それが最高です。
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