ブログ
ブログ
みなさん、お元気ですか?
経営者としての、施設長としての、管理者としての、本日1日のあなたの仕事の「意図」はどのようなものでしょうか?
ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社(PHJ)の谷本です。
今日の健康と福祉の世界において、当然に「介護」はその中核をなすテーマの一つです。
しかし、「お世話型介護」「安静介護」「自律支援型介護」といった既存のケアモデルに疑問を持ち始めている専門家や行政も多くなってきました。
東京都では2023年から「要介護度の軽減」を成し遂げた施設に報奨金を支払う制度を始めたことも話題になっています。
今回取り上げるのは、既存の価値観や今までの介護業界の常識の次元を超えた「科学的介護=リエイブルメントケア」の革新的な可能性と、それが満たすべき「非認知ニーズ」という新たな領域です。
そして、すべてを繋げるのは経営の神様、ピーター・ドラッカーが語った「顧客の創造」という概念です。
非認知ニーズとは?
非認知ニーズとは、基本的な生活ニーズ(食事や衣服、シェルター)や認知的ニーズ(知識や情報)を超えた、人々が心の底から求めているものです。これには、尊厳、自立、社会参加、幸福感などが含まれます。
ドラッカーの「顧客の創造」
ピーター・ドラッカーは、企業の使命は顧客満足を超えて「顧客の創造」にあると述べました。顧客が何を欲し、何に価値を見い出すのかを深く理解し、それを形にすることが、企業や組織の最終目的です。
科学的介護=リエイブルメントケアとその重要性
「科学的介護」は、従来のケアの枠を超え、リハビリテーション的要素を取り入れ、一人一人の顧客(患者や高齢者)に合わせたケアを提供します。これは個々の「非認知ニーズ」にも対応しており、自立と尊厳を促進することで、顧客を「創造」する道を開きます。
社会への影響
科学的介護は、その架け橋となりうる革新的なモデルです。
要介護高齢者やご家族の「非認知ニーズ」を理解し、それに対応する形でケアを提供することで、真の意味での顧客創造が可能となります。
そしてそれは、ただ顧客を満足させる以上の、深い使命を果たすことにつながるのです。
未来は「科学的介護」によって、より明るく、より人々が幸せを感じる場所になるでしょう。
この新しいケアモデルが普及することで、一人でも多くの人がその恩恵を受け、より良い人生を送れるようになるよう、経営者の皆様、一歩足を踏み出しませんか?
では、また!