「ウェルビーイング(Well-being)」の観点から見た科学的介護と要介護高齢者 | ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社

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  • ブログ2023.09.08

    みなさん、お元気ですか?

    経営者としての、管理者としての、本日1日の仕事の「意図」はどのようなものでしょうか?

     

    ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社(PHJ)の谷本です。

     


    はじめに

     

    ウェルビーイング(Well-being)とは、一般に「心地よさ」や「健康と幸福」を意味する概念です。しかし、これは単に身体的な健康だけでなく、精神的、社会的、そして環境的な側面も網羅しています。本稿では、このウェルビーイングの考えを基に、科学的介護が要介護高齢者に与える影響について考察します。

     

    ウェルビーイングとは何か

     

    ウェルビーイングは、人々が「どれだけ良い生活を送っているか」という質を測るための多次元的な指標です。これには以下のような要素が含まれます。

     

    • ・身体的健康: 適切な医療、栄養、運動
    • ・精神的健康: 心の安定、自己肯定感、生活に対する意欲
    • ・社会的健康: 人間関係、コミュニケーション、社会参加
    • ・環境的健康: 安全な住環境、アクセス可能なリソース
    •  

    科学的介護とは

     

    科学的介護は、介護のプロセスに科学的な手法とエビデンスを組み込むアプローチです。従来のお世話型介護は、経験や習慣に基づいて行われることが多かったのですが、科学的介護では以下のような特徴があります。

     

    • ・データ駆動: センサーやデバイスを使用して高齢者の健康状態を継続的にモニタリング。
    • ・個別対応: データに基づき、個々の高齢者に最適なケアプランを作成。
    • ・エビデンスに基づく介護: 最新の研究や有効な先行研究で明らかにされた理論や技術を活用して、効果的な介護(廃用症候群からの回復ケア・認知症行動・心理症状を消失・緩和させるケア)を提供。

     

    ウェルビーイングに対する影響

     

    科学的介護が高齢者のウェルビーイングに与える影響は多岐にわたります。

     

    • ・身体的健康: より正確な健康管理と病気の早期発見が可能。
    • ・精神的健康: 心の負担が軽減、諦めの境地からの回復がなされ、生活の質が向上。
    • ・社会的健康: 科学的に設計された活動プログラムにより、社会参加が促される。
    • ・環境的健康: センサーやテクノロジーを活用した安全な生活環境の提供。

     

    結論

     

    科学的介護は、データとエビデンスに基づく方法で、高齢者のウェルビーイングを高める大きな潜在能力を持っています。

     

    要介護高齢者に対するアプローチとして、科学的介護はより効果的なケアと高い生活の質を提供する可能性があります。

     

    これからも、科学的介護が高齢者のウェルビーイングにどのように貢献できるのか、継続的な研究と実践が求められます。

     

     

    このブログが一人でも多くの理事長、代表取締役社長、施設長の「覚醒」に繋がれば幸いです。お読みいただきありがとうございます。

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