ブログ | ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社 | 社会福祉 介護事業 コンサル

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2022.11
  • ブログ2022.11.21

    いつもお世話になっております。

    PHJの堀内です。

     

    今年も、残り僅かとなりましたね。

    紅白歌合戦の出演者内定のニュースに、

    そう感じます( ˘ω˘ )

     

    それにしても、

    2022年度は、

    自然災害でも「過去に例がない」とか、

    先日のニュースで、

    世界の人口が、推計で80億人に達したとか、

    人類史上、

    ターニングポイントとなっている「時」

    考えているのは私だけでしょうか。

    様々な分野で、

    変わり目、分岐点を迎えていると思います。

     

     

    さて、皆さんは当然、

    ご存じのことと思いますが、

    東京商工リサーチの報道で、

     「老人福祉・介護事業」の倒産が、急増。

    20221-9月は100件(前年同期51件)と

    急増し、過去最多を記録したと。

     

    2021年はコロナ関連の

    資金繰り支援効果で倒産が抑制されたが、

    2022年は効果が薄れ、

    光熱費や燃料費、

    人手不足の顕在化で

    経営環境が悪化した。

    さらに、デイサービス運営の

    グループ17社の連鎖倒産や、

    長引くコロナ禍でコロナ関連倒産が43件発生し、

    倒産件数を押し上げたようです。

     

    原因別では、

    最多が販売不振(売上不振)の58件

    (前年同期比56.7%増、前年同期37件)。

    次いで、他社倒産の余波

    21件(同2000.0%増、同1件)、

    既往のシワ寄せ(同20.0%増、同5件)と

    事業上の失敗(同200.0%増、同2件)が各6件、

    設備投資過大が5件(同400.0%増、同1件)、

    偶発的原因が2件(同100.0%増、同1件)と続く。

     

    「コロナ前から介護事業を取り巻く環境は、

    厳しさを増していた。

    ヘルパー不足や従業員の高齢化、

    他業種からの新規参入の増加、

    大手との競争激化、

    介護報酬のマイナス改定など、

    複合的な要因が折り重なっていた。」と、

    東京商工リサーチは分析しています。

     

     

    「過去最多」の倒産のニュースに、

    皆さんは、当然、

    様々な施策を打っていることと思います。

     

    ・「他業種からの新規参入」とは、

    それは、ニーズがあるということ。

    ・「介護報酬のマイナス改定」には、

    それは、加算を取れる対策を打つ。

    ・「人手不足」には、離職率を下げる。

    また、人材採用のブランディングを図る。

     

    そして、PHJでは、

    この時代を、生き残るために、

    根本的な改革が必要ですと訴えています。

    また、その最適解を

    アドバイスさせていただきます。

     

    このお話にご興味はありませんか?

     

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    お待ちしています(o^^o)

     

  • ブログ2022.11.18

    いつもお世話になっております。

    PHJの谷本です。

     

    私は、2011年から社会福祉・医療・介護保険に関係する経営戦略や人財育成のコンサルタント・トレーナーに従事し始めました。コンサルティング業界は33歳デビューで、建設業界・情報サービス業界それから国内上場企業が当初はメインの顧客でしたが、途中で業界を変えたわけです。

     

    2011年最初に読んだ本が、これです。↓

    正直、衝撃でした!

     

    私の高齢者福祉の原点はここからです。

     

    ですので、私がPHJのコンサルティング・トレーニングで成し遂げたいゴールは、

    いまだに「寝たきり老人ゼロ作戦」の完遂です!

     

    先日、ある大学院の研究の発表の場で、何と!著者の大熊由紀子教授と遭遇し、腰を抜かしました。偶然にも、心の準備もなく、本人に出会えたから、です!(というかこちらから拝見していただけですが)

     

    谷本の達成したい「メタ・アウトカム」を解析度高く、イメージさせてくれた「モデリング」の人と突然遭遇したのは驚きでした。

     

    谷本の達成したいゴールを繰り返しお伝えします。

     

    日本から「お世話型介護」の風景を、消します、ゼロにします。

     

     

    そのために、今の仕事をやっていますし、関連のコンサルティング・トレーニングも全てつながっているようなものです。

     

    そして、ゴールに向かうための、そのプロジェクトの1丁目1番地が、「要介護高齢者当事者視点の8つの介護倫理」の普及教育です。

     

    新たな世界観へようこそ。

    新しいことをやるということはどういうことか?に関して面白い御伽話があります。

    手相占い芸人の書籍 「運と不運の正体」(島田秀平)から

     

    ある人が命を落とし、魂となってトボトボと暗闇を歩いていたら行列が見えてきました。気になって行列の先頭の方を見に行ってみると、人々が並んでいたのは、コンビニのようなところ。レジの向こう側には、バーコードリーダーのような器具を持った店員さんみたいな人がいました。人々は、それぞれの手に紙を持っていて、順番が来ると提出します。すると、店員さんのような人が器具でピッと紙を読み込み、「あなたは何ポイントです」と言いながら返却します。さらには先には川があって、そのレジのような場所を通過した人たちは、順番に渡っていきました。結局、その人自身は、レジを通過することも川を渡ることもありませんでした。この一部始終を目撃したところで、魂が肉体に戻り、目を覚ましたからです。

    この話は、ある人の臨死体験の話。人々が渡っていた川=三途の川、コンビニのレジにようなところで、いったい人々は何をしていたのでしょう?聞くところによると、そこでは「生きている間に積んだ新しい経験」が「死後ポイント」としてカウントされている、という。

    死後の世界には、巨大な「神様のスーパーコンピューター」みたいなものがあって、全人類の経験のデータが蓄積されている・・・だから、たくさん新しい経験をした人は、それだけ多くのデータ蓄積に貢献したということで、たくさんポイントがもらえて、死後の世界で、良い場所へ送ってもらえる?

    面白いおとぎ話です。でも、何かを考えさせる話です。

     

    こんな話もあります。「人間は自分の命が尽きるとき、後悔することは、行動して、挑戦して、失敗した記憶ではない。やりたいこと、やろうとしたことで、結局やらなかったこと、行動しなかったことについて、強烈に臨死の間際に後悔する。」

     

     

     

    では、また。

     

     

     

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  • ブログ2022.11.17

    いつもお世話になっております。

    PHJの谷本です。

     

    平成16年から平成27年3月まで、全国老人福祉施設協議会及び分県老人福祉施設協議会様主催で「介護力向上講習会」という学びの場があったのを覚えている、知っている方もいると思いますが、その学びにより、特養で「お世話型介護」を脱し、「自立支援介護」を組織的にマスターし要介護度軽減やADL向上、排泄自立が常識になったところの成功率は数%しかなかったといいわれています。

     

    その失敗した要因あるいは失敗事例の特養の特徴として、① 教え方が各施設の現状(マネジメントリテラシーのレベルや上司と部下のコミュニケーションスキルのレベル)と照らし合わせると、適合していなかった②(全員ではないが)教える側の講師によっては、その教え方が現場の介護職員からすると、厳しすぎた(心理的安全性が皆無だった)。③現場のリーダーが講習会に各法人から代表で学んで持ち帰り自身の施設で実践する際に、現場に「何のために自立支援介護」を実践するのか?という目的や思想・哲学を語る術がなく、ノルマ・強制という不適切かつ効果のないマネジメントを行い、悪評がたった④経営者が関与度が低く現場に任せていたら自然消滅した、⑤看護師が猛然と反対し続けたことで、介護側の心が折れた⑥介護現場の入居者に対するコミュニケーションの質が低く、入居者をエンパワーメントすることができず、強制するなどパターナリズムに陥った固有の悪質な事例の悪評が立って、アンチ経営者が目立って出現した(凡人は天才を殺すの原理)との声をよくお聞きしてきました。

     

    時代として、早すぎた感があるかもしれません。

     

    法人側が、コミュニケーションの科学的理論も学んでいない。

    法人側は、マネジメントもリーダーの属人的な個性に依存。

    法人側のリーダーシップも個人の経験と性格に委ねられていて当たり前の時代であったのですから。(平成元年→平成30年で、米国に30年間かかって経済的に追い越された要因でもあります)

     

    「法自ら広まらず、人によって広まるべし。よって人法ともに尊し」という言葉があります。

    教育は「教える人」により、効果が真逆に変動します。

    教育は「教え方」により、効果がまるで違ってきます。

     

    加えて、

     

    当時は、社会福祉法人(高齢者福祉)の経営者も施設長も介護主任、医療職も、世代的に「もろ昭和の世代」だったと思われ、高齢者生理学の先端研究を理解する基礎リテラシーが欠けていた可能性があります。今考えると、「高齢者生理学」ですから、科学的見地で検討すれば、そこそこ当たり前の話ばかりです。

    たとえば、病院で高齢者を寝かせきりにし、その後、特養でも寝かせきりにし続けたら「廃用症候群」で寝たきりになるのは猿でもわかる話。

     

    あるいは「水分ケア」ひとつとっても、私、谷本含めて昭和のおじさん世代は、「水分」「水」を舐めています。いまだに舐めている人多いです。なぜなら我々の世代にとって「水分」特に「水」はお金がなく、喉が渇いてしょうがない小学生や中学生が部活で疲弊して飲むイメージぐらいで、お小遣いがあれば水でもお茶でもなくコーラ、ジュース(炭酸系)、大人になったらビール、酒、あるいはコーヒーなどであり、身体の生理学上の新陳代謝の促進に、必要水分量を摂取すべきであるという価値観、健康管理の価値観を教えられたことがなかったわけです。

    入所者である高齢者もまた然りです。

     

    しかし、現代は「熱中症」が猛威をふるうなど「水分摂取」の重要性、重大性は若い世代もど常識です。

     

    今、うちの次男は、16歳ですが、70年後の2092年は86歳、その頃の高齢者は、1日水分摂取必要量の目安は「1500mlです」と介護職や医療職に言われたら、彼は、「少な!」とばかにするでしょう。

     

    なぜなら若い世代は、コンビニで2リットルのミネラルウォーターを購買し持って歩く世代だからです。1日ミネラルウォーターで3リットルは飲んでますね。

     

    2024年4月から、ケアマネージャーの更新講習の中身の約半分が「適切なケアマネジメント手法」の様式や考え方に置き換わることが発表されていますが、その中の「基本ケア」の中身で頻繁に「1日の必要栄養量」と共に、「1日の必要水分摂取量」がアセスメント、モニタリング等で項目が頻回に出てきています。

     

    時代も変わりましたね。貴法人の介護現場の改革のための教育は進んでいますか?

     

    教育というのは難しいものです。丁寧に詳細に順番に教育していかなければうまくいきません。

    なぜなら「人は自分が見たいように見て、聴きたいように聴いて、感じたいように感じる」からです。

    教育内容の細やかなフィードバックが欠かせません。

     

    「そのようなものを、どのような方法で教育すれば、効果的か?」に最適解を有していない状態で

    どんなに適切な理論を学んでもマスターできないということです。

     

    ポイントは、

    ・経営者が100%関与すること

    ・医療職に「利用者視点の介護倫理」を教育することから始めること

    ・介護職に「仕事のやり方・思考回路」を変えさせること

    ・科学的(心理学的)なマネジメントとコミュニケーションスキルを教育すること

    ・経営者が、とにかく迅速に「経営判断」として(一人で)決断すること

     

    ではまた。

     

     

     

     

     

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  • ブログ2022.11.16

    いつもお世話になっております。

    PHJの谷本です。

     

    テレビ朝日系木曜ドラマ「トラベルナース」が熱いです!

    医療・介護に関わる看護師さんだけではなく介護職やその他医療職の皆さんでご覧になっている方も多いかもしれません。

    「天乃総合メディカルセンター」を舞台に、トラベルナースである主役は、岡田将生、スーパーナースが中井貴一、病棟ナースとドクター、事務方等の中で繰り広げられるストーリーが面白すぎるだけでなく

    感銘を受けます。

    大ヒットした医療ものドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』を手掛けた脚本家・中園ミホの新作オリジナル『ザ・トラベルナース』は、“医療版”『相棒』ともいわれているようです。

    日本では馴染みのない、オペ室で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる「ナースプラクティショナー」というスペシャルな看護師に着目したことが目新しさを感じさせます。

    ドラマの公式サイトには「医者ではない、最強の2人」というコピーが掲載されていますが、なぜ最強かというと、ある程度の医療行為もできるうえ、看護師として患者の心情に寄り添えるという、理想を実現しているということのようです。

    アメリカ仕込みで、ナースプラクティショナーの仕事にプライドを持っている若い看護師・那須田歩(岡田将生)は、働きはじめた天乃総合メディカルセンターで、ベテラン看護師・九鬼静(中井貴一)と出会います。九鬼(中井貴一)はとても優秀で、しかも働き者ですが、「働き方改革なんてクソくらえです」と時代の流れに反して、手間ひまを惜しまず献身的に患者に向きあい、結果的にスーパードクターを差し置いて病気を治してしまうことから、「スーパーナース」と呼ばれています。逆に、なにかとアメリカと日本の意識の違いを比較して文句を言い、同僚に煙たがられる那須田(岡田将生)は、彼と違ってプライドを振りかざすことなく穏やかながら、やることはきっちりやる九鬼に苛立ちながらも影響されていくという物語。

     

    ストーリーを貫くものが実は、患者視点の「倫理」なんですよね。

    「観るとスカッとする」という視聴者の声が多数を占めているようですが、それもそのはず、まさに医療経営視点の「倫理もどき」VS「患者視点の倫理感」の勧善懲悪的なシナリオになっているわけです。

    現場は忙しい、利益だけを考えたらそんなもの・・・・それを超越したところのテーマがストーリーとなり脚本家が提示し、ドラマとなり高視聴率とは・・・・、医療はもとより介護現場の現実の「倫理観」は、どのレベルなのか?ということを考えさせられる人もいるかもしれません。

     

    さらにドラマの随所随所にセリフを通して引用されるのが「・・・・かのフローレンス・ナイチンゲールは、・・・」というナイチンゲールの言葉です。

     

    「ナイチンゲール言葉集」(薄井担子 編)現代社の中から、谷本が大好きな言葉をご紹介しますね。

     

    “すべての病気は、その経過のどの時期をとっても、程度の差こそあれ、その性質は回復過程であって、必ずしも苦痛を伴うものではないのである“

     

    “病気や疾病とは、健康を阻害してきた色々な条件から来る結果や影響を取り除こうとする自然の【働きの】過程である癒やそうとしているのは自然であり、私たちは自然の働きを助けなければならないのである”

     

    “健康とは何か?健康とは良い状態を指すだけではなく、我々が持てる力を充分に活用できている状態をさす”

     

    “健康とは何か?健康とは単に元気であることだけではなく、自分が使うべく持っているどの力をも充分に使い得る状態である”

     

    “看護のような仕事においては、忙しくてもう頭も手もいっぱいといったときに、もし神と隣人とに対する真剣な目標を心の中に持っていないとなれば、たとえうわべは隣人に尽くしているように見えてもー決して彼らのためにも神のためにも尽くしてはいず、もっぱら自分のためだけで終わっているといった事態が、いともたやすく起こり得るのです”

     

    神と隣人に対する真剣な目標=自立支援・重度化防止、廃用症候群からの回復、認知症BPSDの消失・・・・と読ませようと、時代は・介護保険制度の改革は、意図しているのかもしれません。

     

    ナイチンゲールの箴言は、「科学的介護」「自立支援介護」に真剣に取り組んでいるすべての介護業界の経営者や施設長なら、心に染み渡る栄養となるのではないでしょうか?

    もちろん、介護保険法上の施設や事業所で従事する、天使である看護師の皆さんにも。

     

    年明けから、看護師をはじめ医療職の皆さんが、どのような「介護倫理」を学ぶべきか?自立支援介護現場を11年間視てきたPHJが、パンドラの箱を開けます。

     

    ではまた。

     

     

     

     

     

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  • ブログ2022.11.15

    いつもお世話になっております。
    PHJの堀内です。

    皆さんに質問です!

    医師から手術の説明を受けたときに、

    次のどちらが 受け入れられやすいでしょうか??

     

    A:手術が成功して完治する可能性は 90%です。

    B:手術が失敗して死亡する可能性は 10%です。

     

     

    言っていることは同じですが、

    「A:成功率90%」の方が明らかに印象がいいですよね(^^)/

     

     

     

    実際にAの説明を受けた人の方が、

    手術を承諾する確率が上がることがわかっています。

     

     

     

    栄養ドリンクでどちらの内容量が多く感じますか?

     

     

    A:タウリン1g配合

    B:タウリン1000mg配合

     

     

     

    同じ量ですが、 1000mg配合の方が多く感じますね( ^∀^)

     

     

     

    フレーミング効果(framing effect) と言います。

     

     

     

    心理学や行動経済学の用語で、

    「同じ意味であっても、

    表現の仕方が変わるだけで、

    受け取る人の印象が真逆になってしまう現象のことです。」

     

     

    「ものは言いよう」と 言われる心理効果です。

     

     

     

    行動経済学者のダニエル・カーネマン氏と

    エイモス・トベルスキー氏が、

    1979年提唱した学説

    「プロスペクト理論」

    (昨日も紹介させていただきました。)の活用例の一つです。

     

     

     

    さて、「要介護者の自立支援」

    という「自立支援」という言葉の解釈にも、

    様々あるように思います。

     

     

     

    過去にある介護職の方との会話で、

    「自立支援介護に取り組んでいるそうですね。」

    「取り組んでますよ。」

    「オムツ0は、達成できましたか?」

    「達成してますよ。」

    「素晴らしいですね!」

    「紙オムツから布オムツに変えました。」

    「紙オムツ0です。」

    「・・・・・・・」(・Д・)

    私は、無言になりました。

     

    「ものは言いようですね。」

     

     

     

    法人の経営者の方との会話で、

    「自立支援介護? 水を飲ませる介護でしょ?」

    「ある法人が、大変で 定着しなかったと聞いているよ。」

    「積極的に取り組んだ職員が 離職したらしいけれど?」

    「LIFEにデータを提出して、 フィードバックを受けて改善するから」

    「・・・・・・・・」(・Д・)

    私は、無言になりました。

     

    「ものは言いようですね。」

     

     

    そして、私の質問で、

    「要介護度の改善結果はどうですか?」

    先にご紹介した方々は、いずれも

    「・・・・・・・・・」(´-`)

    無言になりました。

     

     

    「介護における自立支援の目的は、

    寝たきりの高齢者を減らすこと。

     

    日常生活において

    自分でできる動作を増やしていくこと。

     

     

     

    そのために、

    『水分を摂取すること』

    『栄養のある食事を取ること』

    『トイレで排泄すること』

    『歩行や体を動かすこと』の

    4つを基本とした介護。

     

     

    そして、水分や栄養を

    しっかり取ることで、

    体調が安定し体力も向上するほか、

    適度に体を動かすことで

    運動機能の回復にも繋がって行く。」

     

     

     

    皆さん、この解釈で良いですか(・・?)

    「自立支援」=「再自立」

    「要介護度の改善」

    この解釈で良いですね。

     

     

     

    また、結果の副産物として、

    ご利用者が、

    日常生活に必要な動作をできる限り

    自分で行うようにすることで、

    介護者の人数を減らすことができる。

     

     

     

    科学的介護の最大の目的は、

    「自立支援介護」ですね。

     

     

     

    そこで、PHJでは、

    その前提条件として、

    「科学的介護」についての

    錯覚はありませんか?

     

     

    抜本的な介護倫理のリスキリングは

    必要ありませんか?

     

     

    と訴えています。

    このお話にご興味はありませんか?

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