ブログ | ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社 | 社会福祉 介護事業 コンサル

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  • ブログ2023.08.16

    いつもお世話になっております。

    PHJの谷本です。

    皆さんの経営する法人の職員は、「めんどうくさい」ことは好きですか?

     

    もちろん、ほとんどの人が嫌い、ですよね?

     

    ちなみに「めんどうくさくない」ことの共通点とはなんでしょう?

     

    「自由」

    「勝手きまま」

    「気を使わない」

    「考えない」

    「ゆっくりしている」

    「楽」

    「負担が、、、、ない」

    まだ、ありますかね?

     

    「相手の気持ちを考えない」

    「想像力を働かせない」

    「ほったらかし」

    「勉強しなくて良い」

    「調べなくても良い」

     

    、、、、などなど。

     

    これを「介護」で照らし合わせるとどうなりますかね?

     

    介護業界が人気がなくなった理由は、大変だからでも、3Kだと思われているから、でもないと谷本は思っています。

     

    業界の連帯責任で、「介護にプライド」を持つための方向に舵を切らなかったから、だと読んでいます。

     

    経営者に哲学がなかった可能性があります。

     

    経営者に哲学がないとどうなるか?

     

    介護現場にイニシアチブが渡されます。

     

    そして経営者は介護現場の負担・・・だけを気にするようになります。

    利用者へのサービス品質を横に置くようになります。

     

    とすれば当然にその経営者の運営する施設や事業所の提供する介護サービスの品質は劣化していきます。

     

    そして気がついたら「科学的介護」の時代に変貌していく時代の中で、、、、多くの経営者が「思考停止」に陥っています。

     

    平和ボケならぬ、制度ビジネスボケ、、、、です。

     

    「現場が反対するから・・・」という言葉を、経営者は吐いてはいけません。

    現場は反対しているのではありません。

     

    経営者である「あなた」を試しているだけです。

     

    「本気かどうか?」を。

     

    経営者である「あなた」が、「科学的介護」を諦めたら、、、、、。

    舐められ続けるだけです、経営者は。

     

    今後、好き放題やらせてもらう、という構えに現場はなるでしょう。

     

    介護の品質と引き換えに、あなたの経営する施設のある地域の国民は

    生涯のラストの方で、低品質なサービスを提供する介護サービス施設の存在に驚きながら、しかし愛する子どもたちのために、自分の幸福感を諦め、職員にさとられないように健気に我慢をし、自分の命が尽きるのを待つことでしょう。

     

    経営者として、そんな人生で良いのでしょうか?

     

    お天道様が許さない!という言い方も、日本人から消えています。

     

    しかし、今一度覚悟をお決めになるなら、PHJは、説明会でもなんでもお手伝いいたしましょう。

     

    私たちは、高齢者の権利擁護の観点から、「科学的介護」VS「お世話型介護」=善と悪の戦い、だと思っているものですから。

    あなたの経営する法人の管理職、職員に「悪」があれば、戦って殲滅させなければなりません。

    ではまた!

     

     

    それでは、コマーシャルです!

     

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    ご参加は無料です。但し、経営者様限定とさせていただきます。

     

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  • ブログ2023.08.15

    いつもお世話になっております。

    PHJの堀内です。

    今日8月15日は、78回目の終戦記念日。

    我が家では、この8月に、「火垂るの墓」「はだしのゲン」など

    を視聴するのが習慣になっています。

     

    戦争ほど、悲惨なことはないと思います。

    しかし、今も、世界では、この戦争が続いていることは

    現実です。

     

    どんな大儀があろうが、この戦争を正当化することはできない。

    この戦争で、もっとも悲惨な思いをするのが庶民です。

     

    「生命尊厳」の思想を、今こそ、私たちは、再確認する必要がある

    のではないでしょうか。

     

    「核兵器による抑止力なくして平和は維持できない。」

    この考えを、広島、長崎の平和記念式典で各市長が、反対

    を声明しています。

     

    長崎市長は、「被爆者は、思い出すのも辛い自らの被爆体験を語ることで、

    核兵器がいかに非人道的な兵器であるのかを世界に訴え続けてきました。

    この訴えこそが、78年間、核兵器を使わせなかった「抑止力」となってきたのではないでしょうか。」と。

     

    その通りです。

     

    「戦う覚悟が抑止力」とのある政治家の発言を、私は、真っ向から否定します。

    この「抑止力」に対する既成概念を打破することが、大切なのではないでしょうか。

     

    話は変わります。

    既成概念にとらわれないために、

     

    【先入観を捨てる】

    仕事を長く続けていると、経験を重視して仕事を進めることが多くなり、過去の経験は貴重な情報であると同時に、先入観を生み出す危険もはらんでいることを認識しておきましょう。

     

    【常識で物事を計らない】

    自分の判断基準が、他人にとって普通とは限りません。常に自分だけの判断基準で物事を選択していると、既成概念が生まれてしまいます。

     

    【視点を変える】

    一方向からだけ物事を認識していると、いつの間にか固定観念にとらわれ既成概念が生まれてしまいます。 常に他の視点を意識して、物事を多面的な視点からとらえようとすることが大切です。

     

    近年、あらゆる業界で「イノベーション」という言葉が話題になっていますが、

    「イノベーション」とは、物事の「新機軸」「新結合」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」のこと。また、それだけでなく新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革を意味します。

    そのためにも、既成概念や固定観念を一度捨てて、本質を見極める必要があるのではないでしょうか。

    さて、介護業界の経営者の皆様!

    介護業界の「イノベーション」とはなんでしょうか?

    介護業界の既成概念や固定観念とはなんでしょうか?

     

    身体的再自立・認知症BPSD消失・緩和など、成果(アウトカム)

    を出すこと。

    これが、「イノベーション」!

    そのことができない理由として、職員本位の介護から脱却できない

    こと。

    これが既成概念、固定観念では!

     

    それでは、コマーシャルです!

     

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    皆様のご入会をお待ちしています。

    ご質問などありましたら、お気軽に、運営事務局:堀内(ほりうち)までご連絡ください。
    電話:03-5288-7024 
    携帯:080-3265-2286
    E-mail:h.horiuchi@ph-japan.jp

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  • ブログ2023.08.14

    いつもお世話になっております。

    PHJの堀内です。

     

     

    経営のトップは、どうあるべきか?

    そんなことを問いかける報道が続いていますね。

     

    日大の林理事長の記者会見。

    「お飾り、との報道が残念。」

    「適切な時に適切な情報を上げてもらっていると認識しております。

    情報が上がっていないとの報道のようなことは、ございません。」

     

    でも、あの有名なビッグモーターの「経営陣は、知らなかった。」

    発言と共通するのですが、すっきりしないのが、

    「違法薬物の情報提供は、昨年あって、副学長が講習会などの対応

    をしていた。講習会などで処理していたことを後ほど聞いた。

    その時点では聞いていないが、対応は適切だったと思っている。」

     

    トップとして、その時点で聞いていないことが適切ではないのです。

    なぜ、そのことが、分からいのでしょうか。

     

    ちなみに、現代経営学の発明者であるピーター・ドラッカー氏は、

    トップマネジメントを担う人間がすべき仕事について、7つ挙げています。

    ・組織としてのミッションを考える

    ・組織全体の規範を定める

    ・つくりあげた組織を維持する

    ・次世代の人材を育成する

    ・顧客や取引先との渉外役になる

    ・儀礼的な場に参加する

    ・重大な危機には自ら出動する

     

    そして、トップマネジメントに必要な能力は、

    ・戦略的思考力

    ・意思決定力

    ・リーダーシップ力

     

    それらの、前提条件が「情報収集能力」ではないでしょうか。

     

    「聞いていなかった。」

    「知らなかった。」

    この言葉は、記者会見のお決まり発言なのか。

    本当は、知っていたのか・・・・・・。

     

    いずれにしても、カッコ悪い。

     

    さて、介護業界の経営者の皆様!

    ・組織としてのミッションを考える

    ・組織全体の規範を定める

    ・つくりあげた組織を維持する

    ・次世代の人材を育成する

     

    そのためにも「情報収集」が必要です。

    2024年、2027年介護報酬改定の真実を、

    「聞いていなかった。」

    「知らなかった。」

    では、トップとして、その責任を果たせませんよね。

    また、「聞いていた。」「知っている。」

    のであれば、今、手を打つことです。実践することです。

     

    それでは、コマーシャルです!

     

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  • ブログ2023.08.11

    いつもお世話になっております。

    PHJの谷本です。

     

     

    認知症患者に対する身体拘束の実態は、日本の精神医療の中で長らく深刻な課題として挙げられています。

     

    この背景には、エイジズムが明確に絡んでいる可能性もあり、その点を中心に論じます。

     

    厚生労働省の「精神保健福祉資料」によると、2022年6月30日時点で精神科病院や一般病院の精神病床に、認知症で入院している患者は7万2929人、1998年との比較では1.5倍に増えています。

    精神病院の前入院患者の3割弱を占めているようです

     

    日本経済新聞が都道府県別に拘束指示率を集計しました。

     

    認知症で身体拘束が最も多い地域は、山形県で1153人中193人(16.7%)、最も少ないのは岡山県で1330人中12人(0.9%)でした。

     

    ここで、「エイジズム(高齢者差別)」と認知症患者の身体拘束との相関関係を論じてみたいと思います。

    1. 1. 身体拘束の現状

    日本では、認知症患者に対する身体拘束の頻度が高いことが指摘されてきました。身体拘束は、患者の安全や他者への危害防止を目的として行われることが多いが、患者の人権やQOL(生活の質)への影響も問題とされています。

    1. 2. エイジズムとの関連
    • ・高齢者への偏見: 「高齢であれば認知症の進行は避けられない」というステレオタイプや、高齢者の意識や意向を軽視するような態度が、身体拘束の適用を容易にする背景になっている可能性が考えられます。
    •  
    • ・社会的な期待: 高齢者や認知症患者に対する社会的な期待や役割が限られていることから、その「異常性」を強調し、身体拘束を正当化する風潮が存在するかもしれません。
    1. 3. その他の要因
    • ・スタッフの研修不足: 認知症患者のケアや対応方法に関する十分な研修や教育を受けていないスタッフが多いとされ、これが拘束の適用を増やしている要因とも指摘されています。
    •  
    • ・施設のリソース不足: スタッフの人数不足や施設の設備不足は、認知症患者の適切なケアや対応が難しくなり、身体拘束に頼ることが増える背景となっていると考えられます。
    1. 4. 今後の方向性
    • ・教育と研修の強化: 医療・ケアスタッフへの認知症ケアに関する教育や研修の充実を図ることが求められます。
    •  
    • ・エイジズムの克服: 高齢者や認知症患者へのステレオタイプや偏見をなくすための啓発活動や教育の推進が必要です。

    日本の精神病院における認知症患者の身体拘束の問題は、エイジズムとも関連していると考えられます。患者の尊厳や人権を守るため、そして高齢者や認知症患者に対する社会的な認識を変えるための取り組みが急速に求められています。

    そんな中、こんな事例もあります。

    東京都立松沢病院の身体拘束削減の取り組みです。この取り組みは、日本国内での認知症ケア改善の先駆けとして注目される事例の一つです。

    以下、この取り組みについて論じてみます。

    東京都立松沢病院の身体拘束削減取り組み

    1. 1.  背景

    多くの日本の精神医療・ケア施設では、身体拘束が一般的な介護・治療の一環として行われていました。しかし、身体拘束は患者の身体的・精神的健康に悪影響を及ぼすことが知られており、国際的にもその削減が求められていました。

    1. 2. 松沢病院の取り組み
    • ・拘束の必要性の再評価: 既存の治療・ケアのプロセスを見直し、身体拘束を行う必要性を再評価しました。具体的な原因やトリガーを特定し、それに対応するためのアプローチを模索しました。
    •  
    • ・スタッフの教育と研修: 身体拘束を避けるための新しい介護・治療技術やアプローチに関する研修を実施しました。
    •  
    • ・環境の改善: 患者が安心して過ごせる環境を作るため、施設のレイアウトや設備を改善しました。
    •  
    • ・家族との連携: 患者の家族や関係者との連携を深め、個々の患者に合わせたケアプランの作成や実施に取り組みました。
    1. 3. 成果

    松沢病院はこれらの取り組みにより、身体拘束の回数を大幅に削減することに成功しました。これは、身体拘束を減少させることが可能であること、そして適切なアプローチや環境整備がその鍵であることを示しています。

    1. 4. 今後の影響

    松沢病院の成功事例は、他の医療・ケア施設にも影響を与え、日本全体のケアの質の向上や、身体拘束の削減の方向性を示すものとなりました。

     

    東京都立松沢病院の取り組みは、身体拘束を削減するための努力と継続的な改善が、患者の人権やQOLの向上につながることを示す貴重な事例です。

    結果としての大きな改革や変革は、往々にして、リーダーシップの中心にいる個人の誠実性や倫理観、ビジョンから始まるものです。東京都立松沢病院の身体拘束削減の取り組みも、その典型的な例と言えるでしょう。

    リーダーシップの力: 東京都立松沢病院の身体拘束削減取り組み

    1. 1.  リーダーシップの重要性

    多くの組織や施設において、リーダーの役割は極めて重要です。リーダーの価値観、ビジョン、そして意志が、組織全体の方向性や文化を形成します。そのため、リーダーの誠実性や倫理観が高ければ、それが組織の源泉となり、ポジティブな変革への大きな力となるのです。

    1. 2. 松沢病院の場合

    松沢病院の取り組みが成功した背後には、経営者や院長の強い意志やビジョンがありました。身体拘束の問題を真摯に受け止め、その削減を真剣に目指す姿勢が、スタッフや患者、その家族たちにも伝わり、全体としての取り組みを前進させました。

    1. 3. その影響力

    経営者や院長の誠実性や倫理観は、組織の中の各メンバーに影響を与えるだけでなく、外部の関係者や他の施設にも影響を与える力があります。松沢病院の事例は、他の施設や関係者にも触発し、身体拘束の削減という目標に向かっての取り組みを加速させました。

    1. 4. 組織文化の変革

    一人のリーダーの誠実性や倫理観が、組織全体の文化や価値観を変革する力となります。このような変革は、組織の持続的な成長や、更なる挑戦への原動力となるのです。

    結論として、東京都立松沢病院のような改革は、たった一人のリーダーの強い意志やビジョンから始まるものです。このようなリーダーシップの下で、組織全体が一丸となって取り組むことで、真の変革が実現されるのです。

    要は、経営者一人が「ゼロ・エイジズム」を思想・哲学の根幹に据える、そこから全ての変革が始まる。

    一人の人間の哲学の変革が、部下の哲学の変革に影響を与え、やがては組織全体の変革を実現するに至るのです。

    ではまた!

     

    それでは、コマーシャルです!

     

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  • ブログ2023.08.10

    いつもお世話になっております。

    PHJの谷本です。

    エイジズムは、高齢者に対する偏見や差別のことを指す言葉です。

     

    日本の医療業界においても、このエイジズムが隠れて存在するとされ、高齢者の症状や要望が「年のせい」として過小評価されることがあります。

     

    医療と看護の教育において、この問題にどのように取り組んでいるのか、実際の効果はどうなのかを考えてみます。

     

     

    1. 現状の医療・看護教育とエイジズム

     

    • 教育の枠組み: 医療・看護教育において、高齢者の医療やケアに特化したカリキュラムが増えています。しかし、その中で「エイジズム」に関する教育や、高齢者に対する適切なアプローチの指導が十分に行われているかは疑問です。

     

    • 臨床現場の現実: 医療の現場では、高齢者の患者が増えていますが、多忙な現場での対応や、若い医療従事者の経験不足が「エイジズム」を生む要因となっていることが考えられます。

     

     

    1. エイジズムの影響

     

    • 診断の遅れ: 「年のせい」という偏見により、症状の原因を見落とすことがある。これにより、診断や治療の遅れが生じ、患者の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

     

    • コミュニケーションの欠如: 高齢者に対する偏見や先入観から、彼らの要望や意見を十分に受け止められないことがある。これは、治療の方針やケアプランにおいて患者中心のアプローチを損なってしまうことがあります。

     

    • 高齢者、老年医学に関する「エビデンス・ギャップ」:最新研究結果を反映することのない医師の判断により高齢者の健康の悪化、重度化を進めてしまうこと、いわば「廃用症候群」に陥る高齢者を作ってしまう事実を知らない介護業界関係者はおりません。

     

    1. 教育の方向性と課題

     

    • エイジズムを意識したカリキュラムの導入: 医療・看護学生にエイジズムについての知識と認識を深めるための授業や実習を取り入れる必要があります。

     

    • 継続的な研修: 医療従事者に対しても、定期的な研修やセミナーを実施し、エイジズムについての意識を高めることが求められます。

     

     

    • 実践の場でのフィードバック: 臨床現場でのエイジズムに関する問題点や事例を共有し、具体的な改善策を検討する必要があります。

     

    まとめとして

     

    「年だからしょうがない」という医療関係者による「エイジズム」は、日本の高齢者福祉における尊厳を護るという視点と逆走する認識であり、それは日本社会における深刻な問題となっています。

     

    医療・看護の教育においても、この問題に対する取り組みが十分でないことが指摘されています。

     

    エイジズムを克服し、高齢者に対する適切な医療・ケアを提供するためには、教育の在り方や医療従事者の意識改革が必要とされます。

     

    ではまた!

     

    それでは、コマーシャルです!

     

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    Webセミナー開催日時:2023年8月18日(金) 13時30分~15時30分

     

    下記LPを、ご高覧いただき、お急ぎお申込みを!

     

    https://iocil.jp/shop/S0090/S000696/

     

    ご参加は無料です。但し、経営者様限定とさせていただきます。

     

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    次に、第3期 認知症あんしん生活実践ケア研究会ご入会のご案内

     

    第3期 認知症あんしん生活実践ケア研究会

    9月スタート決定!

    「アウトカムベースの評価フレーム」のご準備を、認知症BPSDの消失・緩和のケアスキルの学びからスタートしませんか!

     

    ご入会のお申込みは、下記LPをご高覧いただき、ご検討ください。

    https://81j03.hp.peraichi.com/FRCFC

     

    皆様のご入会をお待ちしています。

    ご質問などありましたら、お気軽に、運営事務局:堀内(ほりうち)までご連絡ください。
    電話:03-5288-7024 
    携帯:080-3265-2286
    E-mail:h.horiuchi@ph-japan.jp

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