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みなさん、お元気ですか?
経営者としての、施設長としての、管理者としての、本日1日のあなたの仕事の「意図」はどのようなものでしょうか?
ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社(PHJ)の谷本です。
様々なケアプランを見ていると、「ニーズ」のところで、まあ、要介護高齢者本人ではなく
ご家族からの「ニーズ」の記載が、「穏やかに暮らしてほしい(母に・父に)」程度に終わっているものが妙に多い、、、、という状況があったりします。
皆さんが経営する施設、事業所周りではいかがですか?そうでもないですか?
なら、優秀ですね?
そうではない?
確かにそんなもの?
もし、そういう記載が多いなら、その要因を深掘りした方が良いですね。
私、谷本がプライベートで、谷本の親戚がプライベートで、接触したケアマネさんの場合は
ケアマネさんからの専門的なコンサルティングがない、ティーチングがない中(パターナリズムを恐れすぎて、バリバリ、マターナリズムの視点なのか?)、素人の国民の場合、頭真っ白な中、「親御さんにどうあって欲しいと思われますか?」的な、ヒヤリングをされ、(よくわかんないから)「穏やかに暮らしてもらえたら・・・・」となる?
お世話型介護や自律支援型介護の場合、特に話すことがない?
大丈夫!「科学的介護」なら伝えることが満載です!
お仕事が、さらに面白くなりますね!
「科学的介護」にようこそ。
あ、ケアマネさん、「適切なケアマネジメント手法」をマスターしておりましたら、やはり、ご家族・ご本人のティーチングしたいこと満載じゃないですか?
お仕事がさらに面白くなりますね!
では、また!
みなさん、お元気ですか?
経営者としての、施設長としての、管理者としての、本日1日のあなたの仕事の「意図」はどのようなものでしょうか?
ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社(PHJ)の谷本です。
あらゆる企業、会社、法人には、提供する商品やサービスがあります。
そして、企業、会社、法人から提供された商品やサービスを受け取る、あるいは選択して購買する消費者が当然に重視するのは、それらの「品質」だと思うのです。
ラーメンなら、多くの人が「美味しい!」と感じられる「美味しさ」という品質。
車なら、例えばある人にとっての重視する、求める「品質」は、燃費などコストパフォーマンスかもしれません。ある人にとっては車のデザイン、見栄えが求める「品質」かもしれません。
ホテルなら、顧客対応時の笑顔や話し方、きめ細やかな配慮がどこまで行き届いているかのレベルが「品質」の場合もあるでしょう。
では、この「品質」のレベルや内容、そして方向性を決める人は、企業や会社、法人の中の誰でしょうか?
間違いなく、経営者、です。これ、当たり前ですよね。
1990年中盤くらいから2000年代中盤にかけて、日本国内でも大ブームが起きた「ISO9001(品質マネジメントシステム規格)」などのISO国際標準規格も、認証取得と維持をするための規格要求事項の並び、優先順位は、「経営者のコミットメント(誓約)」であり「品質方針」から始まっていました。
国際規格で謳っているということは、国際社会の常識、ということになりますね。
それもそのはず、組織の提供する商品やサービスの「品質」は、そのままその組織の「本質」でもあるからなのです。
企業、会社、法人が社会に向けて、市場に向けて提供する商品・サービスの「品質」方針は経営者マター、であることから、企業。会社・法人の栄枯盛衰もひとえに「経営者責任」ということになるわけです。
「品質」が劣化したものと市場に提供することで、衰退していく、、、それも経営者責任です。
現場の責任ではありません。トヨタはじめ日本の自動車メーカーがEVへの転換の判断を先送りし、衰退を目の前にしている不都合な真実も、製造現場の優秀な社員のせいではありません。経営者、ただひとりの責任。(形式的には取締役会という場合もありますが)
昔の日本の経営者は、それを言われなくてもわかっていました。
山一證券が潰れたときの経営層による記者会見での有名な経営者の発言・・・「現場は何も悪くないんです。全て経営側の責任です・・・・・(泣き崩れる)」
しかし・・・・・・・・。
現代の日本人の中には、日本人経営者の中には、何と!提供する商品・サービスの「品質」を、現場の一人ひとりに任せてしまう、不届者の経営層や管理職がいるそうで!
そしてこれが「ある業界」に散見されている、、、、、というのです。
その「ある業界」とは・・・・・・・・・?
ご存知、「介護業界」です。
現場の一人ひとりに任せてしまう・・・・。こんな言い方で・・・・・。
職員個々の、管理職個々の「介護観」を尊重してあげることが大事・・・・という言い方で。
ということは、100人の職員、100人の管理職がいたら、100通りの「固有の介護観」が存在するはずですから、企業・会社・法人・施設での統一はなし・・・ということになりますね。
Z世代の若い世代が入職してきたら、そのマネジメントの脆弱性に、おそらく嘔吐すると思います。精神的に。
介護業界が概ね、人気のない業界になった要因、介護保険制度始まって以来の過去23年間の病巣は、明らかに、一つはこの愚かしい実態です。
PHJは、この「マネジメントの自然の摂理」に適合していない、組織風土や施設長・管理者・現場職員の、「思考・言動・行動の習慣を変える」ために、コンサルティング&トレーニングを行います。
組織風土や施設長・管理者・現場職員の、「思考・言動・行動の習慣を変える」には、平均1000日間かかります(当社調べ!)。
そして、組織風土や施設長・管理者・現場職員の、「思考・言動・行動の習慣を変える」ことに、経営者が着手しないと、「一生、科学的介護はあなたの施設では行うことができない」ことでしょう。
お気軽にご相談ください。
では、また!
いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
突然ですが、
Z世代を研究するシンクタンク組織「Z総研」が発表した「Z世代が選ぶ2023年上半期トレンドランキング」。「流行った言葉」1位は、どんな言葉でしょうか?
調査対象はZ世代の女性が中心で、中学生から26歳までの950人が回答したとのこと。
素晴らしい!皆さん、ご存じなんですね。
そうです。
それは「蛙化現象」。
「流行った言葉」部門で全体の54%を占めたそうです。
「恋愛感情や好意を抱いている相手のささいな言動が気になり、気持ちが急速に冷めてしまう」という意味で使われるそうです。
「もし自分が遭遇したら蛙化を起こす」という相手の行動ついては、
・「お母さんのことをママと呼ぶ」
・「運転が下手で、駐車券が取れずにドアを開けたり、駐車で何度も切り返しをしたりする」
・「いつも家の近くまで一緒に帰ってくれていたが、面倒だったと後から言われた」
・「交通費がかかっているからと、食事代を多めに払うよう要求された」
・「走り方が変だった」
・「転んだ後にスカしている」
・「酒癖が悪い」
・「タバコを吸っていた」
・「共通の友人の容姿を悪く言っていた」
など。
お姫様の前に現れたカエルが王子様に変身するグリム童話の「蛙の王様」。今は、逆に王子様がカエルに変身するかのような「相手の行動」で「蛙化」すると。
蛙化現象について、
「SNS」「推し活」の流行が影響との見解も。
「架空のキャラクターを対象にすることがある推し活で、理想の存在である推しとリアルな人間との差を感じ、相手の些細な失敗も気になってしまう」と。
また、マッチングアプリの利用が多いことから、「アプリに登録する写真や自己PRなどは基本的にプラスに見せようとする。そういった情報の中で欠点が見えると、つい冷めることがあるのかも」と。
同じ時代に生まれた人々をまとめて指す言葉として使われる「○○世代」。
団塊世代
しらけ世代
新人類
バブル世代
就職氷河期世代
団塊ジュニア世代
つくし世代
ゆとり世代
ミレニアル世代
さとり世代
Z世代
α世代
2019年時点でZ世代と呼ばれる若年層が世界人口の約3分の1を占めるほどの規模に至っているようです。
Z世代は幼少期にインターネットの成長期を経験したことから、デジタルネイティブとも呼ばれ、PCやスマホを持っていることが当たり前で、他の世代よりも情報を事細かく調べ真偽を確かめる傾向にあるようです。
さらに、人権教育を受けて育ったことで、価値観の違いを受け入れる土台が形成され、自分の価値観が周囲と異なっていても、周りの意見に流されず自分の主張を貫くことができるようです。
Z世代にみられる特徴は、
・多種多様な価値観を持っている
・自分の価値観を重視する
・承認欲求が強い
・オープンなコミュニケーションに慣れている
・効率の良い作業を好む
・社会問題への関心が高い傾向がある
・マスメディア離れが顕著である
あらゆる業界で、人手不足が深刻な今、
Z世代を制する者(企業)が生き残るといっても過言ではないと思います。
介護業界の経営者の皆様!
「古を以て今を制する者は事の変に達せず」。
時代の変化に対応するべきだということですね。
従来の「お世話介護」で、Z世代を制することができると思いますか?
その意味でも「科学的介護」を推進することが重要ですね。
いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
先週の話題は、「9月末なのに静岡で36度 4地点で猛暑日、記録的暑さ」。
「記録的な暑さ」はいつまで続くのでしょうか。
でも、もう10月です。異常気象も落ち着いてほしいですね。
さて、皆さん。
こんな言葉をご存じですか。
「ソロ社会」
「高齢ソロ」
そうです。ソロとは、「独身」を指します。
あるデータですが、
「2040年には15歳以上の人口が約1億人で、独身が4600万人。有配偶が5200万人。高齢者人口は3900万人で、高齢者よりも独身の4600万人の方が多い」と。
高齢人口より独身人口が多い「超独身国家」ということでしょうか。
日本史上はじまって以来、独身人口がもっとも多い「最高記録」になるとか。
異常とは、気候だけの話しではないですね。
そもそも日本の福祉システムは、皆婚時代の流れを引きずり、家族がいる前提で作られ、家族がいないという生涯未婚者に対しては、そのサポート体制が確立されていないことが課題と。
かつて、互助機能を果たしていた地域のコミュニティも、一部の地方を除けば消滅しつつあり、血縁関係があったとしても、遠方に住む親戚との接点も希薄になっていれば、たとえ死亡したとしても、その引き取りを拒否されるケースも増えているとか。
また、最高裁判所によると、相続人不存在による相続財産が国庫に入った金額は約647億円(2021年度)に。2001年度は約107億円だったので、20年で6倍増になっていると。
昔ほど兄弟姉妹が多いわけではない環境の中では、まったく身寄りのない状態で死亡する可能性が高いということになり、「身寄りなき死」が続出することが懸念されますね。
身寄りなき高齢者にとって、社会的役割を実感できる環境作りが、今後の課題ですね。
いずれにしても、今まで経験したことがない「時代」が到来することになります。
そこで、必要になるのが「イノベーション」。
「イノベーション」の本来の意味は、「新結合」。「これまで組み合わせたことのない要素を組み合わせることによって新たな価値を創造すること」。
これは、イノベーションの父と言われる経済学者、ヨーゼフ・アロイス・シュンペーターが、1912年に著した『経済発展の理論』の中で「新結合」という言葉を使い、イノベーションの概念を提唱したことに始まります。
あのスティーブ・ジョブズも、イノベーションについて、「創造力とは、いろいろなものをつなぐ力だ。一見すると関係ないように見えるさまざまな分野の疑問や課題、アイデアやひらめきを上手につなぎ合わせる力だ」と。
今まで経験したことがない「時代」。
福祉業界には、「イノベーション」が、最も求められているのではないでしょうか。
また、社会的使命が大きいですね。
みなさん、お元気ですか?
経営者としての、施設長としての、管理者としての、本日1日のあなたの仕事の「意図」はどのようなものでしょうか?
ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社(PHJ)の谷本です。
序論
日本の介護業界は依存介護福祉が多く(介護者側も利用者側も共に依存する共依存傾向)、それが社会全体としても問題を引き起こしています。
戦後日本はGHQ(連合国最高司令官総司令部)の影響下に置かれ、日本国憲法の制定や
自由と平等を旨とした国民教育への転換がなされましたが、その反面、米国における自立を重視した文化と比較すると、日本の取り組みは明らかに大切で重要なポイントが外れて現代にまで来てしまっています。
日本の現状は、国民の中の一定数と、多くの業界団体の場合は皆ですが、国に対して「なんとかしてくれ〜!」の大合唱で、まさに依存体質を露呈しており、恥ずかしくてとっても未来の宝である子ども達に見せられる状況ではありません。
その流れから、介護も高齢者を依存させる方向性が主流となって現在に至るわけです。
しかし、2021年介護報酬改定から本格的に「科学的介護」の路線が本格化してきたことで、
その解決の鍵として、リエイブルメントケア(重度の要介護状態であっても再びできるように戻してさしあげるケア)というアプローチに焦点を当てる必要が出てきました。
GHQと米国の自立文化
戦後、GHQの影響を受けながらも、日本は米国の「自立」を重視した福祉の理念を完全には吸収できませんでした。米国では障害者も含めて自立が重要視され、それが「自立生活運動」として広く社会に受け入れられています。
日本の依存文化の問題点
日本社会は、依存関係が深く、これが個々の自立を妨げる一因となっています。依存介護福祉はしばしば共依存を生み、人々が自分の能力を十分に発揮できない環境を作り出しています。
リエイブルメントケアの導入
リエイブルメントケアとは、単に「自らの能力に応じて」生活するのではなく、失われた能力を回復させる介護アプローチです。具体的な訓練やサポートによって、介護対象者が自立した生活を送ることができるようにするのが目的です。
結論と新たなメタファー
リエイブルメントケアは、敗戦後の日本がGHQから学び、米国の自立文化を取り入れようとしたかのような、介護手法の再建の過程です。
想像してみてください、荒れ地を耕し、新たな種を蒔き、その土地を再び実らせる農夫のようなものです。
日本が依存文化から自立文化へと移行するためには、「耕す・蒔く・育てる」のサイクルが必要です。
リエイブルメントケアがその「新たな種」であり、「科学的介護」がその土地を耕す方法であれば、より多くの人々が豊かな「収穫」を享受することができるでしょう。フォームの始まり
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