日本の自動車メーカーと「お世話型介護」「不適切ケア」から変化できない介護事業者の共通点 | ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社

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  • ブログ2023.07.06

    いつもお世話になっております。

    PHJの谷本です。

     

     

    日本の自動車メーカーは大きな危機の前に、その経営方針を大胆に転換できずにいるといわれて、久しいですね。

     

    そうです。EV(電気自動車)への方向転換・対応です。

     

    実のところ、この点、まさに存亡の危機です。

     

    現状を変革できない、変革しにくい要因は、日本の場合は「既得権益を崩せないから」と指摘する有識者は多いですよね?

     

    自動車業界では、そこのところどうなんでしょうね?

     

    ここでヒントとなるのは「ビジネスモデル」、、、、、、、、、、、、です。

     

    自動車業界のビジネスモデルはどのようなものでしょうか?

     

    ビジネス小説『限界国家』著者・楡周平が、インタビューでこんなことを話していました。

     

    「エンジン車と違ってEVは、パーツを組み合わせることで出来るから、国によって品質が違うということがないんです。日本は傘下に部品メーカーを筆頭に、下請け、孫請け……一体、どれだけの人が関わっているんだろうというほど、たくさんの人がそれで生活をしているわけじゃないですか。となると、EVにシフトした場合、その人たちはどうするんだという問題が出てくるわけです。」

     

    とすれば、既得権益を守る=日本の自動車業界の衰退となりますね。

     

    では、「介護」における主流のビジネスモデルはどんなものでしょう?

     

    「より重度の要介護者を集めて、お世話をして、経営者は介護の質に無頓着で、理念もなく、退職されたら困るから、介護現場の職員のわがままをそのまま聞いて、管理職は、職員に良い格好をしたくて、一緒に法人の悪口を言い、【上は現場をわかっていない。介護を現実にしているのは自分たちなんだ!】と昭和の全共闘世代の、学生運動みたいな、組織人として終わっている方々の言いなりになる」〜これでしょうか?

     

    これ、を徐々に変えていくのが「科学的介護」の導入ということになります。

    さあ、経営者の皆様は、EVに転換できない自動車業界のように、「系列」ともに死にゆきますか。

     

    「科学的介護」に転換せずに、介護現場の既得権益者と共に死にゆきますか?

     

    職員本位の介護現場って世の中に必要ないんですよ。

     

    「冗談じゃない!」そう立ち上がる人が「科学的介護」導入には必要です。

     

    「科学的介護」には志士が必要なんです。

     

    それは、理事長ですよ。経営者ですよ。

     

    志士とは「志に命を賭ける人」です。

     

    できますよね?経営者なら。

     

     

    ではまた!

     

     

    それでは、コマーシャルです!

     

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