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いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
皆様は、ご存じのことと思いますが、
インターネットでは、利用者の検索履歴やクリック履歴を分析して学習し、その利用者が「見たいと思うであろう情報」を優先的に表示するようになっています。
すると利用者は、ネットがすすめてくれる情報にばかりアクセスするようになり、
ともするとその情報に偏りが出てしまいます。そのことを、「フィルターバブル」と言うそうです。
また、そのことに拍車をかけるのが「バイアス」です。
人は、自分の思い込みや周囲の環境、他人からの影響、これまでの経験などをもとに、ものごとを歪んだ形で認識してしまう傾向があり、この「偏り」のことを「バイアス」と呼び、また、バイアスによって不合理な判断や選択をしてしまうことを「認知バイアス」と。
また、これは、「脳の癖」でもあるようです。
ちなみに、「認知バイアス」には、
・確証バイアス
自分の信念に合う情報ばかりを選択的に見て、確信を深める状態。
・内集団バイアス
自分が所属している集団(内集団)を、他の集団より高く評価する。
・後知恵バイアス
過去の自分の知識や判断を過大評価する。
・バンドワゴン効果
多数派の選択に無意識に同調する。
・正常性バイアス
予想もしなかった事態に人が遭遇した時に、「これは、正常の範囲内だ」と認識する状態。
これらが有名ですね。
また、「バイアス」には、
変化することを不安に感じ、現状維持を望む「現状維持バイアス」というのもありますね。
介護現場で起こりやすい「現状維持バイアス」として、
・現行の介護サービスを改善しようとしない。
・ずっと現在の体調が維持されると思い込む。
・施設を「終の棲家」だと思い込む。
などが指摘されていますね。
介護業界の経営者の皆様!
私の個人的な考えですが、営業でお話をしていて、
「科学的介護」の推進ということについて、「偏り」があるように思うのです。
また、政府が発表した「2027年度を目処に成果を重視する仕組みを介護報酬制度に創設する方針」について、「成果を重視する仕組み」の「成果」について、「認知バイアス」があるように思うのです。
そして、介護業界の変革の時ですが、「現状維持バイアス」が働き、変化できない状況の企業・法人様が多いように思うのです。
この「バイアス」を防ぐ方法をご提案するセミナーを開催させていただきます。
是非、ご参加をご検討ください。
「2024年&2027年介護報酬改定生き残るための戦略&認知症あんしん生活実践研究会」
無料説明会を、皆様のご要望により開催が決定しました!
・7月28日(金)13時30分~15時30分
・7月29日(土)10時~12時
・7月29日(土)13時30分~15時30分
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