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いつもお世話になっております。
PHJの谷本です。
認知症に関する最新の研究には、さまざまなアプローチや理論が存在します。その中の一つが「生活習慣病説(Lifestyle-related disease hypothesis)」です。
生活習慣病説は、認知症の発症や進行において、生活習慣や健康状態が重要な役割を果たすという考え方です。これによれば、糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病と、認知症の関連性が指摘されています。
研究では、高血圧や高血糖などの生活習慣病が脳に与える影響や、炎症や酸化ストレスが認知症の発症や進行に関与している可能性が示唆されています。また、肥満や運動不足、喫煙などの不健康な生活習慣も、認知症のリスク要因として考えられています。
この説に基づくアプローチでは、健康的な生活習慣を促進し、生活習慣病の予防や管理を通じて、認知症の発症や進行を抑制することを目指します。具体的には、バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠、ストレス管理などが重要とされています。
生活習慣といえば、若い世代にとっては「当たり前の健康習慣」で、40歳代以上から高齢者にかけては全くリテラシーがないのが「水分摂取」ですね。
認知症の改善と水分ケアの相関関係には、以下のような要素が関与しています。
適切な水分ケアは、認知症の方々の健康や生活の質の維持にとって重要です。介護者や関係者は、水分摂取の意識とケア方法に配慮し、定期的な水分摂取の促進や水分補給の支援を行うことが求められます。
そして水分ケアにおける最大のポイントは、行動経済学、ナッジ理論などの心理学理論を活用しての、上手な水分摂取の促しの創意工夫や利用者とのラポール形成スキルが、肝になることを忘れてはいけません。
対話が、全て。
ではまた!
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それでは、コマーシャルです!
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・第3期 認知症あんしん生活実践ケア研究会
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