何故、学ぶことが必要なのか? | ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社

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  • ブログ2023.06.01

    いつもお世話になっております。

    PHJの谷本です。

     

     

    「どうして勉強しなくちゃいけないの?」「なんのために学ぶの?」こういった子どもの問いに、「いい大学に行ってちゃんとした大人になるため」「いいから勉強しなさい!」などと言われてきた人は多い。

    意外と難しいこれらの問いに、大人として答えられない人は、多いのではないでしょうか。

     

    だから、多くの大人は学校を卒業したり、国家資格を取ったりしたあとは、新しいことを学ぼうとしない。

     

    しかし残念ながら、時代はどんどん変化するものです。

     

    介護の常識も。老年看護の当たり前も。経営の当たり前も。変わる、変わる。

     

    新しいことを学ばないと、退化するだけ。

     

    学ぶことをしない人は、一生、その時その時の「常識」の奴隷になります。

     

    学ぶことをする人は、常識を疑うことができます。

     

    医師のいう「歳を重ねればしょうがない」の言葉も疑うことができます。

     

    科学的介護とは、具体的には、要介護高齢者の廃用症候群に対して、認知症に対して、正しい知識を持つ。そして、データ(数字)・ファクト(事実)・ロジック(論理)を正しく使うことです。

     

    なぜ、介護職は学ぶべきなのか?それは「介護をより面白く、より深く行うため」と私は、思います。

     

    介護業界の多くの人たちがそれまで疑いなく信じていた「常識」を、「ちょっと待てよ」「本当にそうなんだろうか?」と疑うことで、「科学的介護」のイノベーションが生み出されます。

    なぜ常識を疑うことができるのか。それは学ぶからです。「みんなが言っているから」「昔から言い伝えられてきたから」という言葉に納得せず、獲得した知識をもとに、自分の頭で考え続ける介護職集団を作るのです。

    人間は生まれた時から、さまざまな常識を刷り込まれます。

    介護を学校で学んでいた学生は実習で、高齢者の尊厳など配慮していない現場に遭遇して、諦めの境地で仕事を続けるか、介護業界を見捨てて離れていくのが今までの常識でした。

    そうした常識の多くは、介護施設の運営をとりあえず、学びや思想哲学など一見面倒なことを排除して、支援を職員視点でスムーズに運営していくために生み出されたものです。

    しかし時代は絶えず変化しています。昨日の常識は今日の常識ではないかもしれません。

    常識というのは、時代が変われば古びていくバイアス(思いこみ、偏考)です。

    長期的な視座に立って、何が本質なのか自分の頭で考えて、常識を疑ってみることが、これからの時代の、科学的介護時代を生きていくためにいっそう大事な力になっていきます。

    「どのように科学的介護を学ぶか」

    ・専門家に聞く習慣をつける
    ・まずは「型」から学び、「失敗」から発展させよ

    身に付けるべき「科学的に介護を考える力」とは

    ・「データ」「ファクト」「ロジック」で考える
    ・「エピソード」と「エビデンス」を区別する

    さあ、時間は刻々と過ぎていきます。

    取り組みましょう。

     

    Coming Soon!

     

    それでは、コマーシャルです!

     

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