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いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
「虐待・不適切ケア・不適切保育・パワハラ殲滅塾」 入塾無料説明会のご案内をさせていただき、
お問い合わせが殺到しています。
「法人で、誰を参加させたらよいか?」
「虐待の研修として、職員を入塾させることが大切ですね。」など。
福祉業界では、虐待・不適切ケア・パワハラの関心が高いことを痛感します。
経営者様のご質問に対して、私は、このように回答しています。
「管理職、職員の皆様とご参加は、法人でお決めになって結構です。
ですが、まず、ご参加すべき対象者は、経営者(貴方)です。」
過去に、こんなことがありました。
ある法人で経営者様との懇談の時のお話しです。
「私、すぐに、叱ってしまう。駄目だと解っているのに。」
「これからの時代、これを変えないといけないですよね。」
目に涙を浮かべながら。
「そうですね。でも、そこまで、お気づきでしたら、大丈夫ですよ。」
そんな懇談の際に、職員が、
「すいません。失礼します。〇〇の報告がありまして。」
その報告を受けたその経営者様。
「だから、こうですと、言ったでしょう!」と、その職員を大声で叱っていました。
それを聞いていた私は、
「さっきの涙は?」
このエピソードですが、福祉業界の経営者の皆様、どうお考えになりますか?
虐待・不適切ケア・パワハラを、誰も良いことと考えていません。
でも、起きるのです。駄目だと解っていても、やってしまうのです。
人間の宿命的課題なのです。
「負の連鎖」という言葉がありますが、「戦争」は駄目と解っていても、
今も、人類は、「戦争」を起こすのです。
自分より弱者に対して、偉そうにするのです。
「虐待」「いじめ」「パワハラ」は、それを行う人間が悪い。
それを正当化する弁明はない。
この思想を、徹底させる以外に道はないのです。
虐待・不適切ケア・パワハラを組織から殲滅させるということは、
人間の宿命的課題を転換させるということです。
組織論から、この課題の挑戦に、経営者自らが、命をかけて取り組む
ということがない限り、根絶は不可能な課題です。
ですので、「ご参加すべき対象者は、経営者(貴方)です。」と回答しています。
経営の神様、松下幸之助氏は、
「主体変容」という言葉で、
「周りのせいにしても、何も変わらない。
人は変えられるのは”自分”だけ。
まずは自分に気付き、行動を変えていくことで、周りが気付き、行動が変わっていく。」
と。
また、「長の一念」という言葉があります。
「国であれ会社であれ家庭であれ、あらゆる組織はそこにいる長がどういう一念を持っているかで決まる。」という、リーダー論の根本です。
福祉業界の経営者の皆様!組織の「虐待」殲滅に、本気になって取組みましょう!
「虐待・不適切ケア・不適切保育・パワハラ殲滅塾」
入塾無料説明会申し込みは、下記入力フォームからお願いします。
皆様のご参加をお待ちしています。