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いつもお世話になっております。
PHJの谷本です。
週刊朝日で、元経済産業省官僚の古賀茂明氏が、トヨタについて触れていました。
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「自動車全体の世界販売では、トヨタグループ(日野自動車とダイハツ工業を含む)は22年に1048万台で2位のフォルクスワーゲングループの826万台に大差をつけた。シェアも13%を誇る。しかし、電気自動車(EV)販売は、わずか2.4万台、シェア0.3%で世界28位に沈む。1位米国テスラ126万台、2位中国BYD86万台とは比較にならない(マークラインズ社調査)。」
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なんと、世界のトヨタがEV販売台数で、世界28位ですよ。みなさん、どう思われますか?
さらに、「新戦略では、26年までの短期間で、2.4万台から60倍の150万台に増やすというが、先行するテスラやBYDもそれまでにはさらに生産台数を大幅に伸ばすため、トヨタは依然としてかなり後方を走る状況になるのは確実」とのこと。
ちなみにテスラは、「EV生産2万台規模から126万台に増やすまで9年かかった(日本経済新聞デジタル)。トヨタの本格的EV生産の立ち上げはテスラ以外の後発メーカーとの比較でも3年遅れ。既に価格競争が激化する状況だ。作れば売れるという保証もない。」、、、、、という有様だと評しています。
「世界のトヨタなのだから、後から追い上げて再び首位に立つに違いない」・・・・このように日本人なら考えたいですよね。
ちなみに、マラソンの世界の直近の常識によると・・・・・・。
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「今日の国際的マラソンレースでは最初からトップ集団に存在しない限り優勝は困難である。各選手が“みんなで一緒に走りましょう”の気分から抜け駆け(勝負)のチャンスを伺い始める中盤から終盤にかけてトップ集団にいないと、作戦上、非常に不利になる。また作戦上集団から少し遅れトップ集団にいた選手が集団を離れ、ペースがダウンしたのを捉えていく作戦であっても、トップ集団が完全に視界から消えることは情報が途絶えてしまうので得策ではない。離れてもトップ集団が見える範囲に留まっておくことが戦略的にみて(攻撃範囲内に留める)望ましい。」
(引用:日本ランニング学会H P〜マラソンの集団形成のメリットとデメリット山地啓司(初代ランニング学会会長))
ということのようです。
何がターニングポイントだったのか?
それは、経営者の「ビリーフ(信念・価値観・思いこみ)」です。ただ、それだけ。
あるとき、豊田章男会長はこんなことを言葉にしました。
「うるさくてガソリン臭いクルマがいい」
迷言とされています。この言葉で、欧米では時代に取り残された企業というイメージがトヨタに漂っているそうです。
そんなブランドイメージのトヨタのEVに世界は期待していないとのこと。
「うるさくてガソリン臭いクルマがいい」、この一言は実は致命的だった。
社会を認識していない日本人の弱点が露呈しました。
世間(日本)では気にされる人は少なくても欧米では通用しなかった。
中国(の車メーカー)は、逆に変わりゆく時代の変化を察知したんでしょうね。
昔、「私は、おむつ介護を守ります!」と岩手県内の社会福祉法人の経営者の集まりで叫んだ業界団体役員がいたそうです。
何か、似てませんか?発想が。
現状維持は死です。
「パワハラは相手の取り方次第」
「介護現場、保育現場は大変なんだから、現場のやりやすいように・・・で、「不適切ケア(スピーチロック・タメ口)もやめさせることができない」
ふと後ろを振り返ってみましょう。いつのまにか時代錯誤になっているはずです。
「虐待・不適切ケア・不適切保育・パワハラ殲滅塾」
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