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いつもお世話になっております。
PHJの谷本です。
戦前の日本は国際社会において国際社会から見ると厄介な「悪役(ヒール)」でした。
日本の信念と都合は、その時の国益だったかもしれませんが、どうであれ一方的な信念であったはずです。
それは今の中国もロシアも、同様で、信念には基づいているのでしょう。
一方、戦前の日本の国民への教育内容と体系は、エビデンスが存在していました。
あと結構戦略的でした。ただし、軍国主義への応用はいかがなものか、でしたが、それは思想の使われ方でよくある話です。戦前の国粋主義者が日蓮を担ぎ上げ「日蓮主義」で右傾化したのも、国家神道が軍国主義の思想的支柱になったのも、キリスト教・イスラム教でもある話、そんなパターンです。)
その思想的エビデンスは、中国の「儒教」でした。
全体主義教育の象徴と思っている人も多い「教育勅語」もベースは「儒教」だったわけです・
そして第2次世界大戦で敗戦。
占領政策により進められた、戦後の民主主義教育は、アメリカの影響に見えて、実は壮大な紛い物、偽物でした。
実は内容は空っぽでした。日本人を骨抜きにするにはとても有効だったわけで、これが首尾よく成功してしまったようです。
「自由」、「平等」の徹底は、西洋民主主義の内実からすると半分だけの内容でしたが、それが100%のものとして皆に教え込まれました。
・・・・・残りの半分は、「規律」「自立」「自己責任」「法定主義」「倫理と道徳」・・・です。
そしてそれらは、米国では、キリスト教、プロテスタントの信仰がベースになっているため強力なわけです。
しかし、日本は「無宗教」・・・・・。
だから、「空っぽ」なわけです。内面に「守るべき倫理規範がない」のです。これは致命的でした。
戦前の日本は繰り返しになりますが、根本思想教育のベースに「儒教」がありました。
さて、皆さん、今の日本の社会では、戦前教育を受けた記憶が残る日本人がほとんどいなくなりました。
少なくても社会を動かしてはいません。皆さんの経営する施設には居住されていらっしゃるかもしれませんが。
ほぼ社会を動かしているのは、戦後教育しか受けていない日本人です。
そんな中、あなたの経営する法人では・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「規律」が機能していますか?
「自己責任」の精神はありますか?
「自立」は?(高齢者を依存させるのが福祉だと大勘違いしていませんか?)
「自己責任」は?って言ったら昨今は攻撃されますよね?「冷たい・・・、酷い・・・・」などと。
菅内閣では「自助」が大事と言っただけでバッシングされましたよね?弱くなったな〜日本人。
「法定主義」は?大企業も社会福祉法人も行政もコンプライアンス甘々では?司法の「事情判決」って?
そして「倫理と道徳」は?
ハラスメント未だやっている幼児性の強い大人、多くないですか?
※幼児性の強い大人=自分の原始的な脳の機能に操られている大人
虐待・不適切ケアをやめられない職員も「幼児性の強い」「原始的な脳の操り人形」です。
これらの人を「行動変容」させる方法があります。近々、セミナーでご案内しますね。
結局、「脳」に訴えかけるマネジメントを断行しないと「行動変容」しないんですよね。人間って。
勇気ある経営者であるならば、ハラスメントや不適切ケアの根絶は可能!
事業所数を減らしてでも、まともな、清浄な水が流れる法人を死守すべきです。
何が言いたいかと言いますと、日本の戦後教育は失敗しましたが、だからこそ
法人ごとの自己責任で、職員をリスキリング(再教育)しなければ、持続可能経営は望めないということをお伝えしたいのです。
全ては、経営者の勇気+倫理観。
歴史に名を上げるか、名を下すか、です。
Coming Soon!・・・・・2023年度上半期開催!
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お楽しみに!