「正解」を求めても、ないかもしれませんよ | ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社

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  • ブログ2023.03.31

    いつもお世話になっております。

    PHJの谷本です。

     

     

     

     みなさん、国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンさんという方をご存じでしょうか?。

     

    この方、日本の高校を退学させられた経験をもっているそうです。かなり青春を謳歌しすぎたようで。

    しかし、そこから一念発起して受験勉強を猛然と行い、なんと1981年に東京大学のほか、ハーバード、MIT、イェール、スタンフォードなど米国の名門6大学に合格した経歴の持ち主。

     

    中高生の頃は父親の仕事の関係で日米を行ったり来たりしたそうで、こんな経験も。

    引用:2019/10/26 プレジデント インタビュー記事から

    日本式の環境にすっかり染まった中2の途中で、父の仕事の都合でアメリカに戻ることになったんです。向こうの学校に通い始めたら、またカルチャーショックで。日本の中学では勉強も根性論で、予習復習をやれとか、英単語は短冊式の暗記カードを作れとか。で、数学と理科、それからフランス語はそれですごくうまくいったんです。でもそれ以外は、日本式がすっかり裏目に出ちゃった。

    日本はすべての教科で、基本的に答えが一つの問いしかやらない。そしてその答えをなるべく要領よく覚え、テストのときにぱっと答えられることが大事。でもアメリカの学校では、議論できる能力、自分の考えを持って言葉や文章にできる能力が問われるんです。

    たとえば社会の時間だったら、「今から大統領選です。あなたはどの党を支持するか、理由も含めて述べなさい」と尋ねられます。そして、他の生徒との議論になる。民主党は銃規制に積極的だから、とか言うと、親が全米ライフル協会(NRA)に加入しているようなクラスメイトが議論をふっかけてくるわけです。

    妊娠中絶の問題とか愛国心教育の問題とか、大人の間でも賛否両論があって、一つの結論には簡単にはいきつかない問いです。

    「君の意見を」と言われても、僕には意見なんかないですよ。日本では授業中に意見を言うと怒られた。でもアメリカでは、意見を言わないと「何で黙ってるんだ」と怒られる。

     

    日本と米国の授業中の常識の違い、凄まじいですね!

     

    PHJで「科学的介護」コーチングや、「認知症あんしん生活実践ケア研究会」の営業のお誘いでプレゼンテーションを実施したとき、経営層の方の中には、とってもやりたそうな感じなのに「大丈夫か?本当か?」、「どこか実際に教育受けて結果が出た法人を紹介してほしい」とまさに、「正解」を求めて行動も、トライもなしに、「考える人」「迷い人」になられる人がいらっしゃいます。

     

    「成功している施設を見学!百聞は一見にしかず!」という見学ツアーを、医療・介護業界は好みますよね。まさに懸命に「正解」を求めている姿ですね。でもその成功例って、その法人だから・・・うまくいっている場合も多々あります。いわゆる「人と状況による」です。

    それに加えて10年前までなら「成功例のモノマネ」が確かに有効な時期もありましたが、ここからの2030年の成功の「未来地図」については、もちろん実現テーマ自体は絞れますが、あとは「その法人の経営者による」「その法人の経営者のものの見方と考え方による」・・なのです。

     

     

    日本の小中高の公教育の影響を素直に受けている傾向(正解オタク)があるともし自覚されている方がいらっしゃったら、そんな方にお伝えしておきたいことがあります。

     

    それは、、、、、、、

    日本の小中高の教育は、社会で役に立ちません。

    ということです。

    なぜなら小中高の教育では「正解が必ずあり、それを暗記せよ」と教えられましたが、現実の社会・世の中・ビジネスに「正解」はありません。

     

    全て、前提と表層構造・深層構造・時代背景・状況などの「変数」の影響を受けるからです。

     

    では「最適解」はあるのか?あります!

     

    「やってみること」、これが最適解です。

     

    大丈夫。経営者であるあなたの命まで取られることはありません。

     

    生き死に関係あること以外、全て、大した問題ではありません。

     

    では

    「世の中の職種の中で、決断する回数が一番多い、あるいは多くなければ責任を果たせない仕事はなんでしょう?」

     

    「正解」ではなく「最適解」は・・・・・・・・?

     

    経営者です。

     

    「科学的介護」の世界へようこそ!お待ちしています。

     

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