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いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
先日(25日)、「2024年報酬改定 生き残るための重点ポイント解説セミナー」を開催させていただきました。多くの皆様にご参加いただき、大盛況でした。
「生き残るための重点ポイント」とのテーマに、ご関心が高いことを感しました。
さて、セミナーの冒頭ですが、
介護保険法第4条の確認からスタート。(釈迦に説法)
このお話に関する共感、ご感想が多かったのです。
(国民の努力及び義務)
「第4条 国民は、自ら要介護状態となることを予防するため、加齢に伴って生ずる心身の変化を自覚して常に健康の保持増進に努めるとともに、要介護状態となった場合においても、進んでリハビリテーションその他の適切な保健医療サービス及び福祉サービスを利用することにより、その有する能力の維持向上に努めるものとする。」
講師が、「2024年報酬改定、科学的介護の推進、2027年成果を重視する仕組みを介護報酬制度に創設する方針と言っても、元々が、この第4条を実現するだけのこと!」と。
「何か、科学的介護というと、今までと違う介護に取り組むイメージでしたが、言われてみればその通り。」
「介護保険法が制定されてから、私たちは、この原点を蔑ろにしてきた。有する能力の維持向上から、
目を背けてきた現実があるね。」
「失われた数十年・・・ということだね。」
「能力の維持向上」とは、「身体的再自立・認知症BPSD消失・緩和など、成果(アウトカム)
を出すこと」。
介護事業者(福祉サービス提供者)は、そのスキルを国民から求められているし、「生き残るため」の絶対条件ということを再確認されたようです。
もう一つ、その通りとのお声が多かったのが、
(特に、過去、自立支援介護に取り組み失敗した社会福祉法人の経営者様から。)
講師が、「自立支援介護の導入には、職員の介護倫理の徹底した教育、科学的マネジメントの確立という前提条件が必要。」と。
「その通りですね。職員への徹底した介護倫理の教育。そして、リーダーシップ、コミュニケーション、組織風土の改革が、自立支援介護の定着の条件だったんですね。そのことは別で、水分、水分と・・・・・。失敗して当然だったと気が付いた。」
「当時、自立支援介護導入の責任者でした。反対も多くて苦労したんです。そして、挫折しました。今こそ、それが必要だったとは・・・後悔していてもしょうがない。」
介護業界を、「生き残る重点ポイント」を知った経営者の皆様!
一歩前へ前進するだけです。そのご決断が必要なだけです。
「強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ。」
進化論で有名なダーウィンの名言です。
私たちの生きるこの時代は、ダーウィンの時代とは比較にならないスピードと規模で変化を続けています。その中で生き残っていくために、変化に対応できる(=進化する!)生き方を身につけていきたいものですね。
そして、介護業界における「変化」で最も大切なことは、「原点回帰」。
「原点回帰」とは、物事が進行していく中で迷った時などに、原点に戻り、本来の意義や目的、もしくは始めようとした時の志などを思い出すときに使われます。
以上、「2024年報酬改定 生き残るための重点ポイント解説セミナー」からの報告でした。
それでは、コマーシャルです!!
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