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いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
「幸齢」という言葉を頻繁に聞くようになりましたね。
「幸齢社会」
認知症と向き合う「幸齢社会」実現会議
など。
精神科医の和田秀樹氏は、著書『幸齢者』(プレジデント社)の中で、『日本では「高齢者」という言葉に、どうしても我慢してつらいイメージがあります。だから、幸せを感じながら後半生を生きる「幸齢者」へと変えていきたいのです』と語る。
そして、多くの高齢者と関わってきて、「後悔」している人がたくさんいる。
おおむねこの6つにまとめられるという。
1.もっと好きなことをしておけばよかった。
2.いろいろ経験しておけばよかった。
3.自分を殺して他人に尽くしすぎなければよかった。
4.周りにもっと自分の気持ちを伝えておけばよかった。
5.お金の心配をしすぎなければよかった。
6.医者の言うことを聞きすぎなければよかった。
面白いですね。皆さんは、この6つの「後悔」していませんか。
また、「もう年なんだから、疲れることや負担になることはやらなくていい」と考えてしまうと、結局は何もしない暮らしになってしまう。
楽には違いないでしょうが、そういうあきらめの境地は70代には早すぎ。もっと老いに逆らう気持ちになっていい。
70代にとって重要なのは、脳機能であれ身体機能であれ、いま持っているものを使い続けること。
そのためにも「意欲の低下」を避けることが大切。加えて、70代にとっては、使い続ける「習慣づくり」が大切と。
「認知症あんしん生活実践ケア研究会」の第2期が、26日に開催されました。
対象とするご利用者様の認知症の症状の8割が消失しているという事実があります。
そして、「ご利用者様が穏やかに、笑顔になった。」との受講者様の声を聞くと、
「幸齢社会」実現に貢献させていただいているという思いです。
多くの介護関係者の方々に、ご見学いただきたいという思いです。
「百聞は一見に如かず」です。
そして、その研究会は、「科学的介護AtoZ研究会」と名称変更し、
さらに、多くの企業・法人の皆様に、その学びの場をご提供したいと
考えています。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。お待ちしています。
いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
「人材確保」。
これは、あらゆる業界での課題ですね。
先日、国会中継を見ていましたら、NHKの「クローズアップ現代」
「安いニッポンから海外出稼ぎへ」の話題を取り上げていました。
記録的な円安や長年上昇しない賃金の問題を背景に、日本を出て海外で働いてお金を稼ぐ「海外出稼ぎ」をする若者が増えていると。
主に30歳以下を対象としたワーキングホリデー制度を利用して、海外で働いてお金を稼ぐことを選ぶ若者たちが増加。
特に、渡航人数の制限もなく、ワーキングホリデーの渡航先として人気の高いオーストラリア。
その最低賃金(時給)は、日本円で約2000円とおよそ2倍以上とか。
「クローズアップ現代」で、紹介されていたオーストラリアの介護現場で働く方、日本では、脳神経外科で看護師として働いていたと。
「日本では平均月収25万円ほどの介護職。しかし給与明細を見せてもらうと…月収は多いときで80万円。」
「かつて日本で勤めていた病院では、残業が当たり前の日々でした。将来を考える余裕は全くなかった。」
「しかし、今は残業をせずに稼ぐことができ、将来の選択の幅を広げるため、医療専門の英語を勉強しています。」
今後、この「海外出稼ぎ」は、益々増加となるのでしょうか?
一方、少々、話は変わりますが、
老施協が、初めて行った人材紹介手数料に関する調査結果が発表されていました。
「想像以上に手数料が高い。」
介護福祉士を常勤採用したのは430施設、計920人で、1人当たり平均手数料は89万円。
昨年度に施設が介護職採用で人材紹介会社に払った合計手数料は14億3600万円。
人材紹介会社で採用した介護職の昨年度の退職者は985人おり、そのうち57%は採用半年以内の退職だったとか。
退職理由は、健康上の不安、職場の人間関係が多いが、無断欠勤、音信不通、人材紹介会社がより好条件の施設を紹介するケースもあったと。
さて、戦国武将・武田信玄の名言、「人は石垣、人は城、人は堀」。
この言葉にはいくつかの解釈がありますが「人は、石垣や城と同じくらい、戦の勝敗を決するのに大切だ」という意味ですね。
「企業は人なり」という言葉に通じるものがあります。
戦国の世、他の武将が堅牢(けんろう)な城を築いている中、武田信玄は本拠地に大きな城を持たなかった。立派な城を築くよりも、強い武士を育て、戦う集団を作ることの方が大切だと考えたからと。
今、目先のことだけを考えるのではなく、「人財の育成」に力を入れた組織が生き残るのではないでしょうか。
PHJが提唱する、「PHJ-リーダーシップ・マネジメント・コミュニケーション・倫理教育メソッド【PHJ-LMCEメソッド】」は、「人財育成」のプログラムです。
PHJが、「人財育成」のお手伝いさせていただきます。お気軽にご連絡ください。
みなさん、お元気ですか?
経営者の、施設長の、管理者の皆様。
ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社(PHJ)の谷本です。
コンサルティングやトレーニングの場で、お伝えしていること。
それは、介護という仕事を、「面白いものにする」のも、「面白くないもののする」のも
経営者次第、ということをお伝えしています。
(現場に全てを任せるのは、あり得ません。なぜなら、社会にサービスを提供する前に、その提供するサービスの質の品質に対する責任は経営者のあるので、任せるなんてあり得ません。)
「業種」は普遍、しかし「業花」は、経営者が創造するもの、です。
介護、といっても一律ではありません。
国民が知るべきことは、例えば特養でも次のレベルの違いがあります。
①コンプライアンス違反レベルの特養→事件になるレベル=虐待
②自分の身内や自分は入りたくないレベルの特養→不適切ケアは横行する
③エイジズム(高齢者差別)レベルの特養=お世話型特養
④2016年11月10日以前(安倍政権時の未来投資会議以前の標準的特養
=自律支援型特養(できることは本人が、できないことは代わりにお世話)
⑤高齢者の尊厳をリアルに護るレベルの特養=廃用症候群または廃用症候群+障害の高齢者を自立支援(身体的自立)を目指す科学的介護の実施が可能な特養
シナリオを書くのは理事長、施設長。
「心は巧なる画師の如し」=心、意識は大変創造的な画家のようなものである、そんな意味です。
経営者にとっての創造、アート(芸術)は、現場に新しいチャレンジをさせること。
なぜ?そうじゃないと成長がないから。人間として。
成長がない、そんな仕事はつまらないです。
だから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
介護現場の負担を軽減させてはいけません!?
成長の喜びがない、それが介護?
そんなものに若い人が集まるわけがないのです。
働くとは、「傍を楽にすること」、こんな定義を教えてくれる大人がいなくなった?
あなたの法人が教えないと、現代の日本人はわからないのです。
「利他の精神」という言葉を知らない40代はいくらでもいます。
あなたの法人が「教育機関」になれるかどうか?
では、どのような方針・哲学・思想を基に教育するか?
そのご相談にPHJは乗ります。
新たなる教育。人材への投資。
それが持続可能経営の肝です。
では、また!
みなさん、お元気ですか?
経営者の、施設長の、管理者の皆様。
ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社(PHJ)の谷本です。
生きていて当たり前と思っている人が、時の経過と共に死を迎えていきます。
一人の人間の死は、波紋のように、独特の影響を人や組織に与えていきます。
諸行無常。
成住壊空。
社会福祉法人は理事長が変われば、さまざまな人間模様も変わっていきます。
組織というものは影響力を発揮していた指導者がいなくなると、うまくいっていたものもどんどんレベルが低くなったりします。
魂が入っていたものが官僚的になり自浄作用も働かなくなったりすることがあります。
改善提案を全てドブに捨てるような形骸化した大組織は日本には山と存在します。
本来の目的を忘れた形式的な組織は必ず消えてしまいます。当たり前です。
実は、家庭や親族関係も同様です。存在感を発揮していた母が亡くなって、父が亡くなって、親戚関係の空気が変動する様を、私も遭遇し驚いたことがあります。
逆に指導者が変わることで法人の価値観がアップデートされて息を吹き返す、再生することもいくらでもあります。
PHJは経営者の代替わりに大きなサポート力を発揮するよういつも「常在戦場」で仕事をさせていただいております。
公益法人や営利法人の場合、存在理由がありますし、目的のもとに組織化されています。
存在意義を発揮し続けるためには、高速回転で変化しなければ、実は維持すら困難になります。
変化・変化・変化です。
人間の身体機能でいう変化とは「新陳代謝」です。
変化しなくても良いと思っている経営者は、というかその経営者が経営の指揮をとっている間は、当該組織は劣化・衰退していきます。これを「組織の病的老化」と言います。
経営者の皆様、向かい風の大切さを実感できる「最高の時代が今」です!
本日の日経にこんな広告が・・・・・。
「何をやってもうまくいかないと感じたときは、思い出そう。飛行機は追い風ではなく向かい風によって離陸することを」(ヘンリー・フォード)
今のときは。事業拡大に目をギラギラさせるのではなく、サービスの質の最大化に目をギラギラさせる「とき」です。理事長の皆様。
ところで、組織の劣化・衰退のバロメーターは離職率に表れます。
さまざまな施設・フロア・ユニット、事業所で大きく離職率が高い低いがある社会福祉法人の理事長様、一度、谷本に組織潜入をさせてください。
マネジメントとコミュニケーションの実態内部監査を致します。
簡単です。ヒヤリングをやりまくるだけですから。
本音を聞き出す技術、仕組みの有無や劣化状態を見つけ出します。
そろそろ法人ドックを受けてみたらいかがでしょうか?
では、また!
みなさん、お元気ですか?
経営者の、施設長の、管理者の皆様。
ポスト・ヒューマン・ジャパン株式会社(PHJ)の谷本です。
先日の、令和5年11月17日(金)に茨城県水戸市で、茨城県社会福祉法人経営者協議会が幹事で、北関東・信越合同社会福祉法人経営者協議会研修会が開催され、私、谷本が講師でお時間を頂戴致しました。
全国社会福祉法人経営者協議会の磯会長が第一部、谷本が第二部の講演を担当。
内容については事務局からの要望に沿って構成をしました。
以下、項目です。
・人材不足
・内部統制
・地域における公益的取り組み
・サービスの質
・ブランディング
・不祥事を起こす社会福祉法人の要因究明
・不祥事に加担する職員の存在への対応
全ての問題・課題の根源は、何かについてお話を致しました。
それは・・・・・・・・・。
何気に・・・・・・・・。
「ルール」
「教育」
「教育の内容」
「修正力」
シンプルにこれらの問題なのです。
今の社会福祉法人に必要なのは、
本物の「性善説」です。中途半端ではないですよ。
本物の、徹底的な「性善説」です。
いわゆる中国の儒教、孟子が説いた「性善説」です。
今の日本人には「倫理教育」が施されていないので
法人ごとにゼロから職員に教育しなければならないーこのニーズに応えられる
コンサルティング機関は、介護業界、福祉業界では意外に存在していません。
命を革める勢いの研修内容をお求めの経営者の皆様、ニーズに応えます。
お気軽にご相談を。
では、また!