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いつもお世話になっております。
PHJの谷本です。
1990年代後半から、世界を、世界の企業を席巻した大ブームがありました。
それはISO9001(品質マネジメントシステム)の国際的な商取引条件化をきっかけとしたものでした。
ISO9001(品質マネジメントシステム)とは、国際標準で決められた「規格要求事項」を満たした会社組織であるかどうかを第3者の審査登録機関が審査して、ISO9001適合事業所として認め、対外的に大きな信頼度を獲得する、というスキームでした。
端的にいうと、ISO9001(品質マネジメントシステム)とは、「組織の質」を担保しています、、、、ということを審査を受けて明らかにして、対外的な取引推進の力にするものでした。
では、何を持って「会社の質」「組織の質」が高い、あるいは担保されているとしていたかというと、「PDCAサイクル」が適切に回されている、ということになります。
有名すぎて説明がいらないかもしれませんが、「P(計画)」「D(実行)」「C(検証)」「A(改善)」ですね。
しかし、日本国内では、多くの場合、ISO9001(品質マネジメントシステム)は、形骸化していきました。
理由は、
①多くの日本人は、PDCAサイクルを回せる民族性ではない(全員ではありませんが)
②経営にISO9001を使っていない(経営者が関与せず、現場の担当者任せ)
③「内部監査」が肝であるにもかかわらず、監査に嫌悪感を示す日本人が多い、あるいは事前通告により監査される内容が判明すると慌てて「やっていたふり」をする、しかし、日頃はまともにルール通りに行っていない
④「P(計画)」の肝である「組織到達目標」を抽象的にしていて、リアル感が感じられない
など様々挙げられるとされてきました。
まだISO9001認証を維持されている法人様、悪いことは言いません。無駄ですから、認証返上されることをお勧めします。
あるいは、本気で経営者が旗を振って、「品質マニュアル」の雛形モノマネから脱して、そこから作り直して、大修繕を施して、運用をやり直すなら別です。本来は、ISO9001はよくできています。
ただ、日本人が使いこなしてこなかっただけですから。
昔、所属していた米国系コンサルティング会社のセールスマネージャーをしていた頃、谷本の部下が、天下のTOYOTAに、ISO9001内部監査員セミナーの営業に行ったことがありました。
そこで谷本の部下が言われた言葉がこれです。
「TOYOTAは、ISO9001、国際標準以上にPDCAを昔から回しているので、必要ありません!!」
カッコ良いですね!
ちなみに、介護業界の場合、もっとすごいです。
具体的な「P(計画)」がない。ただ日々介護を作業として現場が勝手に進めているだけの法人があります。
「P(計画)」をようやくリアルに策定できた、教育も施した、、、、、と思ったら、「忙しい」「人が足りない」と言い訳で煙にまいて、「D(実行)」しない、、、、、、。
この状態は、後進国以下です。というか、今や後進国の人の方が言われたことはやります。
「日本人の感情劣化」という現実を変革するという、一大行事=組織マネジメントを科学化すること、をいつまでも先送りするとどうなるのでしょう?
いよいよ、経営者のリーダーシップが問われる時代になりました。
ではまた。
コマーシャルです!!
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いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
4月27日、経済同友会の新しい代表幹事にサントリーホールディングスの社長を務める新浪剛史氏が就任。
総会で新浪氏は「激動の今こそ、変化するこのタイミングこそ、またとない好機だ。民間に活力があれば社会課題も解決できる」と抱負を。
その会見で話題になったフレーズが、「現状維持病」。
「どうして何十年も現状維持病になってしまったのでしょうか。」の質問に対して、新浪氏は、
「ニワトリと卵ではありますが、デフレの中で、何かやって失敗するよりも、何もやらないほうがいいんだと、こういう具合になってしまった。いろんな理由はあると思います。しかし経営者をはじめ、今を守るために必死だと。先々何が起こるか分かっていても、今を守る。こういうふうになってしまったんだと思います。」
「私たちは、どういう資本主義がいいのか、どういう企業体がいいか。こういったことを発していきたい。発信力を強めて私たち企業体も変わっていこうと。失った30年間の中で、私たちも変わらなかったんです。同友会も反省しなければいけない。同友会の会員の皆さんは経営者ですから、経営者が自らの企業を変えていこうとできるわけです。今までの現状維持から、現状を変えなければいけない、我々同友会が自らの所属する企業が変わることによって。皆が変われば、経済社会は変わるわけです。」と。
そして、「企業は変わらなくてはならなくなった」と強調されています。
「ディズニーランドはいつまでも未完成である。現状維持では後退するばかりである。」
ウォルトディズニー
「前進しない人は後退しているのだ。」
ゲーテ
「進歩し続けない限りは後退していることになるのです。」
ナイチンゲール
「人間は変わることに恐れを持ち、変えることに不安を持つ。
しかし、全てのものが刻々と動き、一瞬一瞬にその姿を変えつつあるこの世の中。
「うまくいっているから十分だ。」と考えて現状に安んずることは、即、退歩につながる。
今日より明日、明日よりあさってと、日に新たな改善を心がけたい。」
松下幸之助
介護業界の経営者の皆様。
もっとも、「現状維持病」に侵されているのが、介護業界ではありませんか?
いつまで、お世話型介護を続けるのですか?
「変わらなくてはならなくなった」のです。
そして、何よりも、被害を受けているのは、ご利用者様です。
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いつもお世話になっております。
PHJの堀内です。
当時、3歳だった息子が家出!
それも、おもちゃの消防車に乗って!
仕事から帰ったら、家内が血相を変えていました。
息子によると「優太君のところに遊びに行こうと思った。」とのこと。
当時、引っ越ししたばかりで、いつも近くに住んでいて遊んでいた、優太君に、
会いたくなったのでしょう。大きな通りの信号を渡ったところで、大泣きしている
息子を発見。無事でした。
そんな事件があって、つかの間。
今度は、「母親が散歩に行くと言って帰ってこない。」と、家内からの電話。
仕事から急遽帰ると、地域の方々が探し回っていました。
(地域の皆様は、本当に良い方ばかりです。)
警察にも連絡。でも、帰ってこない。
時間だけが過ぎて行きました。
母親は、たまたま遊びに来ていたので、地域のことが解っていない状況でした。
そして、夜の9時すぎ、電話が。
全然しらない方からの電話でした。
「お母様が、私の家にいます。迎えに来ていただけますか?」と。
自宅から歩くと、1時間以上かかる住所でした。
その方のお話によると、
近くのスーパーの前で、母親が立っていたとのこと。
それで、困っているようなので、その方が自分の家に。
お話を聞いてくれて、ポケットの中にあった紙を発見。
電話番号が解って電話をいただいたようです。
このポケットの紙は、家内が何かあったらと、持たせていたようです。
この方の親切には、今でも感謝しています。
(そんな騒動が何回あったか。)
また、母親が、田舎の父親に電話をしないことに気付きました。
「電話しないの?」
「しない。何も話すことがないもの。」
そして、数週間。
やっと気付きました。
電話番号を思い出すことができなかったのです。
私が電話して、
「出る?」
それからは、早く切ってよと、思うほどの長電話でした。
今、振り返ると、良いと思ってしたことなのですが、
環境の変化は、母親にとって、ストレスであったのだろうと
思います。
母親の認知症との戦いの序章のお話しでした。
それから、10年間。
間違いだらけの認知症との戦いだったと、
反省ばかりです。
また、いつかその後のエピソードをご紹介させていただきます。
現代は、誰もが、この認知症になるかも知れない。そして、その介護を
経験することになるかもしれない。
その時に、適切にご対応いただく介護のプロの皆様が、必要です。
自分の経験から、その時に、相談できる人がいたならと痛感します。
そして、笑顔で、
「認知症の症状は、消失しますよ。」
なんて言ってもらうことができたら、どれでけ、心強いか。
介護業界のプロの皆様。
「認知症の症状は、消失しますよ。」と言える介護のプロになって見ませんか!
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PHJの堀内です。
ある日、父親から突然の電話。
「母親が変だ!一緒に生活できない。」
また、いつもの夫婦喧嘩かと思いましたが、父親の深刻な声は、いつもとちょっと
違っていました。
そして、急遽、田舎に帰ることに。
田舎に着くと、母親は、いつものように何の変化もなく、
久しぶりに帰って来た一人息子の私の大好物を用意し、待っていてくれました。
その夜、父親から、母親の異変の話を聞きました。
「料理の味がいつもと違う。」
(父親は、糖尿病で、味が濃いものは駄目だったのですが。)
「いつも味が濃くて、食べられたものじゃない。」
「でも、今日の食事は、美味しかったよ・・・・。」
そして、見せられたのが母親の財布。
小銭で一杯の財布でした。
父親の話によると、「買い物をする際は、いつも万札で払う。小銭を使わない。」とのこと。
でも、私は、いつもの夫婦喧嘩としか思いませんでしたが、このままではと。
「久しぶりに孫の顔を見たくない。いっしょに、札幌に遊びに行こう。」と、母親を説得。
いっしょに暮して様子を見ようと思いました。
札幌に遊びに来て数週間。
やはり、いつもの母親でした。
ところが、ある日の深夜2時。
一階から物音が。
まずは、掃除機の音。
その異変に、一階に降りると、
ニコニコ笑いながら洗面所で、歯磨きをしている母親の姿。
「仕事しなきゃ。忙しい」と言いながら。
その時、私は、母親が認知症であることを自覚しました。
衝撃的でした。(今も、このシーンを忘れることができません。)
「母親が、なんで!」
「まだ、夜だよ。仕事は、明日で、いいよ。」
と、ベットに寝かせた後。
私は、寝ることができませんでした。
それから、母親の認知症との戦いが始まりました。
色々な経験をしましたが、
今、振り返ると、間違いだらけの認知症との戦いだったと、
反省ばかりです。
明日に、続く。
ちなみに、「ChatGPT」に聞いてみました!
「認知症状を消失するには?」
「現時点では、認知症を完全に治療する方法はありません。しかし、認知症の症状を緩和するためには、薬物治療や認知症の進行を遅らせるための生活習慣の改善が必要です。例えば、脳を刺激する認知療法や運動、バランスの良い食事、十分な睡眠、ストレスを減らすことなどが有効です。また、認知症の方とのコミュニケーションやケアについて学ぶことも重要です。」とのこと。
なるほど。
薬物治療には、疑問が残りますが、「生活習慣の改善が必要です。」は、その通りです。
介護業界のプロの皆様。
「認知症状を消失するには?」と、ご利用者様のご家族から質問されたら、どのようにご回答しますか。
ご本人もご家族も、本当に深刻な悩みなのです。
介護業界のプロの皆様。
そのことにアドバイスできるプロになって見ませんか?
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PHJの谷本です。
「民度」という言葉があります。
民度(みんど、中:素质)とは特定の地域・国に住む人々または、特定の施設・サービスの利用者(ユーザー)・参加者・ファン等のある集団の平均的な知的水準、教育水準、文化水準、マナー、行動様式などの成熟度の程度を指します。
当然ですが、民度は高いほど良いとされているわけです。
特定集団のある平均レベル・マナーの度合い以外に明確な定義はありません。何気に、中国に概念が輸出され、「(国民)素质(日:素質)」とし、中国では政府を含め官民問わず使われているようです。
言葉の起源は不明で、しかし、戦前から存在しており、1934年8月9日付『京城日報』に記述がある。1949年の獅子文六の随筆「てんやわんや」にて、「要するに、あらゆる点から、民度が低いのである」と載っており、「国民あるいは住民の生活の貧富や文明の進歩の程度。」という意味で登場しています。
さて、この「民度」は高齢者福祉・障害者福祉・障害児福祉・保育の組織では、どのように外部から推しはかることができるでしょうか?
一番シンプルな現象・事象は、サービス提供中に「使用する言語空間」に顕在化するということです。
「言葉」に組織の「民度」が表出します。いわば「人間の意識レベル」が丸わかりになるということです。
以下引用:『仏説無量寿経』
⇩
この世において迷い苦しんでいる人びとを見て、自分一人が救われるだけではなく、すべての人が等しく救われる国、浄土を作りたいと願い、実現するために法蔵菩薩は、人間の迷いの現実をよく見て、四十八の願いを立てた。
そのうちの一番はじめの願いは、私が仏に成りましても、この私の国に地獄・餓鬼・畜生とかがあるならば、私は覚ることをいたしません。」というものだった。
「地獄」とは、共に生きるものでありながら、共に在ることができず、いつも傷つけ合うような生き方をしているもののこと。また、「餓鬼」とは、いつも満たされず不平不満の中に生きているもののこと。そして、「畜生」とは、一人立ちできず、結局、力あるものに依存するような生き方をしているもののことです。
介護現場に、障害福祉現場に、保育現場に、この「地獄」「餓鬼」「畜生」の世界が現出している具体的な言語空間が「虐待」「不適切ケア」が横行する現場といえるでしょう。
あなたの法人の、施設の、事業所の「民度」はいかがですか?
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